2026/6/23
【松山市 木下ごう】昭和生まれの私は、小さい頃に姉の影響もあって、松山の街へのあこがれと言えばラフォーレ原宿松山でした。
おしゃれをする。
トレンドを知る。
かっこよくなる。
大人の姿に手を伸ばす。

そんな場所がラフォーレ原宿松山でした。
しかし2008年、耐震基準の問題によってラフォーレ原宿松山は閉店しました。
そのあとに建てられたのがアエル松山です。この開発には、国と市から補助金が出されました。
JR松山駅周辺、銀天街L字地区、旧国際ホテル松山跡地など、松山市内では市の税金を使う再開発の話が進められていますが、松山の街のにぎわいの中心だったラフォーレ原宿松山が、補助金を受けてアエル松山となって、現状どうなっているのかを見ることなく、次の再開発の話はできません。
アエル松山のAELとは、Art(芸術)、Eat(食)、Life(暮らし)の頭文字をとったもので、芸術と食と暮らしをコンセプトに再開発が計画されました。
開業当時のテナント構成は、
【芸術】
・セレクトショップ「パリゴ」
・セレンディップ明屋書店
・あいテレビサテライトスタジオ
【食】
・イタリア料理「セラフィナニューヨーク」
・ブランチコーヒーbyエイトワン
【暮らし】
・結婚式場「ザ・グライト」
・カンデオホテルズ
となっていました。
その後、パリゴとカンデオホテルズ以外は撤退し、現在に至ります。
市民が一生懸命に納めた税金が使われて完成した建物。
しかし、開業当時の理念を担った商業施設の多くは姿を消しました。
これで良いのでしょうか。
税金を使って行われた事業である以上、その結果を丁寧に検証し、成功した点も課題も次に生かしていく責任があると思います。
JR松山駅周辺、銀天街L字地区、旧国際ホテル松山跡地など、これからも松山市では再開発が予定されています。
だからこそ、アエル松山から学ぶことなく、次の再開発の話を進めることはできません。
過去を振り返ることは、未来の松山に責任を持つことでもあるのではないでしょうか。
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電力会社出身・44歳
木下ごう
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キノシタ ゴウ/44歳/男
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