2026/6/30
玉野市議会議員の小﨑敏嗣(こざきとしつぐ)であります。
岡山政経塾の合宿研修として直島・豊島を訪れ、政治家として、そして一人の人間として、これまでの価値観を大きく揺さぶられる2日間を過ごしてまいりました。その中で得た気づきや玉野市の未来への決意を、3回に分けて公式ブログにてご報告いたします。
皆様、こんにちは。玉野市議会議員の小﨑敏嗣であります 。
政治家になる以前、私は仕事の用事で幾度となく直島を訪れていました 。しかし今回は、初めて「観光・研修」という新たな視点を持って宇野港や直島の港を見つめ直すこととなりました 。すると、これまで見えていなかった多くの気づきや感覚が、私の中で次々と発見致しました。
特に、宇野港からフェリーに乗るまでのわずかな時間であっても、視野を広げて観察してみると、我が街・玉野市における「未だできていないこと」「これから取り組むべきこと」が浮き彫りになってまいりました 。
具体的に列挙すれば、案内看板の分かりにくさや、観光客を温かく迎えるホスピタリティの不足など、予備知識を持たない旅行者が訪れるには、少々ハードルが高いと言わざるを得ない現状を痛感いたしました 。これは受け入れ側である直島側にも一部同様のことが言えるかもしれません 。
いずれにしても、こうした「行政が果たすべき役割」と「民間が担うべき役割」、そして双方が協働して解決していかなければならない課題について、出発の段階から改めて深く考えさせられることとなりました 。
上陸後、私にとって特別な感慨を抱かせる場所である「地中美術館」へと向かいました 。実はこの美術館の建設当時、私自身が「植栽工事」の現場作業に直接携わっておりました 。
数十年の歳月を経て改めてこの地を拝見し、私は言葉を失うほどの感銘を受けました 。建設当時は植栽をしたばかりで、およそ森とは言えない状況だったコンクリートの建造物が、今ではしっかりと深い森に包まれ、自然の一部と化していたのです 。
コンクリートと自然という、一見すれば相反するマテリアルが見事な調和を見せるその姿は、時間の経過をも計算し尽くした安藤忠雄氏の設計の凄みそのものでありました 。徹底された自然との調和に、深く心を動かされました 。
研修の中で行われた笠原良二講師による講演もまた、政治家として非常に多くの示唆に富むものでありました 。かつてバブル期に日本各地で進められた大規模なリゾート開発がことごとく失敗する中で、なぜ直島が世界的な成功を収めたのか 。それは、単なる消費型のリゾートではなく、人と文化を育てる場所をつくるという「アート構想」の理念があったからに他なりません 。
講演の中で示された、「経済は文化の僕(しもべ)」という言葉には、本当にドキッとさせられました 。経済至上主義に陥りがちな現代社会、そして何より政治の世界において、リーダーが決して忘れてはならない本質的な言葉であると深く痛感いたしました 。この学びを胸に、玉野市の次なる街づくりへと活かしていく決意であります。
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コザキ トシツグ/歳/男
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