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種田 昌克 ブログ

白髪を染めるか、育てるか

2026/6/30

最近、急に白髪が増えてきました。
五十代も後半になれば、別に不思議なことではありません。むしろ自然なことなのだと思います。それでも、鏡を見るたびに「あれ、こんなに白かったかな」と少し驚く自分がいます。
若い頃は、白髪というものをどこか他人事のように思っていました。しかし、いざ自分の頭に目立つようになってくると、なかなか悩ましいものです。染めるべきか。それとも、このまま自然に任せて、いわゆるグレーヘアにしていくべきか。
女優の手塚理美さんがグレーヘアにされている姿を見たことがあります。とても自然で、むしろその人らしさや品のようなものを感じました。男性の俳優さんでも、白髪を隠さず、それを魅力にしている方はたくさんいます。白髪は必ずしも「老い」だけを意味するものではなく、その人が重ねてきた時間や経験を表すものでもあるのでしょう。
とはいえ、自分のこととなると話は別です。
白髪があると老けて見えるのではないか。疲れて見えるのではないか。人前に出る仕事をしている以上、清潔感や印象はやはり気になります。議員という仕事柄、多くの人とお会いしますし、写真に写る機会もあります。見た目だけで判断されるわけではないと分かっていても、第一印象というものがあることも否定できません。
一方で、無理に若く見せようとすることにも、どこか抵抗があります。
年齢を重ねるということは、決して悪いことではありません。若さには若さの良さがありますが、年齢を重ねたからこそ出てくる落ち着きや説得力もあります。白髪を隠すことが悪いわけではありませんし、染めることも身だしなみの一つです。しかし、白髪を受け入れることもまた、一つの生き方なのだと思います。
考えてみれば、他人は自分が思っているほど、私の白髪など見ていないのかもしれません。
自分では気になることも、周りの人にとっては案外どうでもよいことだったりします。人は自分のことを一番よく見ています。だからこそ、少しの変化にも敏感になります。しかし、周囲の人が見ているのは、髪の色そのものよりも、その人の表情や話し方、立ち居振る舞い、そして生き方なのではないでしょうか。
白髪を染めるか、染めないか。
これは単なる髪の問題ではなく、「年齢とどう付き合うか」という問題なのかもしれません。若く見られたい気持ちもある。自然体でいたい気持ちもある。その間で揺れるのが、五十代後半という年齢なのかもしれません。
今すぐ結論を出さなくてもよいのだと思います。
少し染めてみるのもよし。しばらく自然に任せてみるのもよし。大切なのは、誰かの目を気にしすぎることではなく、自分が納得できる姿でいることなのでしょう。
白髪は、人生の時間が刻まれた証です。
そう思えるようになったら、少し気持ちが楽になりました。染めるにしても、染めないにしても、年齢を重ねることを後ろ向きに捉えるのではなく、自分らしく引き受けていきたいと思います。

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