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田川市の有害鳥獣被害を「稼ぐ力」へ。農業と地域の未来を守る佐々木まことの実行工程表

2026/7/1

いま、私たちの故郷である田川市において、農業は単なる産業の一つではありません。それは先祖代々受け継がれてきた土地を守り、美しい景観を維持し、そして何より私たちの命を支える食を届ける重要な基盤です。しかし、この大切な農業が、現在、極めて深刻な脅威にさらされています。それが「有害鳥獣被害」という避けては通れない現実です。

田川市の有害鳥獣による被害は、農家の皆さんの意欲を削ぎ、離農や耕作放棄地の増加を招く大きな要因となっています。田川地域においても、丹精込めて育てた農作物が一晩で食い荒らされる光景は、決して珍しいものではありません。

私、佐々木まことが掲げる政治の原点は、現場の声を聞き、それを具体的な政策として形にすることです。有害鳥獣対策を単なる「害獣駆除」という守りの視点だけで終わらせるのではなく、現実を直視し、将来世代に豊かな土地と強い農業を引き継ぐための具体的な工程表が必要です。

まず、私たちが直視しなければならないのは、駆除の担い手不足と、これまでの対策の限界です。猟友会の皆様には多大なご尽力をいただいていますが、高齢化が進み、個人の努力だけで広大な山林や耕作地をカバーすることは不可能です。そこで必要となるのが、最新技術を用いた「防除」と「忌避」の徹底です。

例えば、田川市内には素晴らしい技術を持つ地元企業があります。松永製作所さんが独自に開発した、イノシシなどを音で撃退する機械はその一例です。捕獲が追いつかない現状において、大切な農地に「寄せ付けない」ための新たな対策を、行政としてもしっかりと支援し、普及させていくべきです。地元の技術を地元の農業に活かす。これこそが、地域経済の底上げと安心・安全を両立させる道です。

次に、私が提唱するのは「捕獲した命を地域資源へと変える」という発想の転換です。これまでは駆除された個体の多くが廃棄されてきました。しかし、捕獲された命を無駄にせず、安全で美味しい「ジビエ」として活用することは、命の尊厳を守ると同時に、地域に新たな富をもたらします。

また、有害鳥獣対策は農業政策であると同時に、私たちの「安全な暮らし」を守る防災対策でもあります。山あいの住宅地までイノシシやアライグマが出没し、市民の皆様の生活に不安を与えている現状を放置してはいけません。山林の適切な管理や防護柵の設置を「平時からの備え」として位置づけ、県や近隣自治体と広域的に連携して、地域全体の防御力を高める必要があります。

私は、農業を守ることは、田川の土地を守ることだと考えています。農家が誇りを持って働き、有害鳥獣の脅威に怯えることなく挑戦できる環境。そして、次世代を担う若手農家が「田川で農業を続けたい」と思える未来。そのためには、一律のばらまきではなく、本当に困っている現場に厚く届く重点的な支援と、稼いだ財源を再投資する仕組みが必要です。

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著者

佐々木 まこと

佐々木 まこと

選挙 福岡県議会議員選挙 (2023/04/09) [当選] - 票
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