2026/5/11
函館生まれ、札幌育ちの広田です。最近、開発行為と自然環境保全のあり方についてご相談を受けることが多くなりました。
現在手続きが進められている「(仮称)函館寅沢風力発電事業」について、ご存知でしょうか?現在、法令にのっとって、説明会が終わり、5月15日まで、「環境影響評価方法書」の縦覧という手続きが行われています。函館市役所、七飯町役場、渡島総合振興局で、閲覧可能で、電子でも公開されているので、必要な方は、是非、お早めにご確認ください。
https://invenergy.jp/news/hakodatetorasawa-hohosho/
不十分ですが、概要を調べてみましたのでご報告します。
計画では、函館市内に最大高さ195mの巨大風車を11基設置し、最大出力は47,300kW。建設に伴い、大規模な森林伐採や基礎掘削が予定されており、特に「函館水源かん養保安林」を含むブナ林への影響が大きな論点となっています。
実は、ここは、道有林でもあり、本日午後も、道庁水産林務部にもヒヤリング予定ですが、実際に、まだ、開発行為が決定?していないので、具体の協議は林務サイドにはまだないという状況にあるようです。
先日、ラジオにもゲスト出演いただきましたが、函館市民の方からは、
・函館市民の飲み水を支える水源地への影響
・低周波音や景観悪化など生活環境への不安
・ブナ林の消失による生態系への影響
などが強く指摘されており、計画中止を求める動きも広がっています。
私は、再生可能エネルギーそのものを否定する立場ではありません。むしろ、気候危機対策として再エネの推進は重要だと考えています。
しかし同時に、「どこに、どのように設置するのか」という土地利用の視点、そして地域との合意形成や自然環境との共生は、これまで以上に重視されなければならないとも感じています。実際の開発行為にいたる以前に、道としての予防的な「道土保全」のためのゾーニングがデジタル情報の共有とともに必要ではないでしょうか?
北海道では近年、太陽光や風力など大規模開発をめぐり、地域住民との対立や自然環境への懸念が各地で起きています。私はこれまでも議会で、個別案件への対応だけではなく、流域単位・広域単位で土地利用を考える必要性や、保全と開発のゾーニングの必要性、情報開示のあり方について質問してきました。
今回の函館の事例も、知事も大切であると明言している「『地域との共生』をどう具体化するのか」「北海道の豊かな自然と水資源をどう守るのか」を改めて問う重要なケースだと感じています。
環境影響評価方法書への意見提出期限は、5月29日までとのことです。基本的には、地域の合意形成と地元自治体の判断が尊重されるべきと考えますが、引き続き情報収集しながら、道としての役割を果たせるよう努力していきます。
さて、本日の 広田まゆみのすっきりマンデー では、自然環境保全を大事に活動されている Miki Arisaka さんをゲストにお迎えして、お話を聴く予定になっています。
白石区の方は、83.0MHz それ以外の方は、YouTubeでもライブ配信しますので、是非ご視聴ください
https://youtube.com/@hiromaruhokkaido

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