2025/10/2
あっという間の9月定例会が終わりました。
初めての定例会での活動、感じた課題を自分なりにまとめてみました🙋♂️(長文です💦)
【一般質問】
奈良市における医療課題の解決法を、医師の視点から提案しました。
奈良市では市が管理する情報を基に「データヘルス計画」を作成し、医療課題を十分に整理できているはずなのに、それに基づいた政策立案が全くできていません。
例えば各種健診・がん検診の受診率の低迷。ナッジを利用した案内送付や、費用対効果を踏まえた検診内容の見直し、自己負担額の検討など、改善の手段は沢山あるはずなのに、漫然と前年度を踏襲し続けています。。。
原因は「広い視野で医療政策を立案・指揮できる、医療専門家の不在」だと考えます。
専門家を育成する、あるいは経験のある専門家を採用するなどして、各課の垣根を超えて政策を指示できる専門的人材の確保ならびに組織体制を市長に提言しました。
【厚生消防委員会】
市立病院事業・応急診療所の収支、子ども医療費助成拡大に伴う医療費高騰、について取り上げました。
先に述べた専門家不在の影響は強く、議会側に提出された収支報告には診療報酬(=診療により得られる収益)の記載すらない杜撰なものでした。
議会側の要求に応じて提出された詳細な会計報告では、その妥当性について疑問符がつき、一部の会派からは「不認定」と判断されました。
写真は委員会で取り上げた収支の一部ですが、医療サービスを維持するのに、果たしてどれくらいのコストが適切なのか、市民の皆さま自身も考えてみるきっかけになればと思います。
また、奈良市の医療費データを用いて、子ども医療費の安易な無償化が、受診率の上昇や医療費の高騰を招くリスクについて言及しました。
一時期、5時間待ちにもなった応急診療所の小児科の現状などを踏まえ、医療費の無償化を進めるならば地域医療体制の確保に、市として十分な投資を行う必要があると提言しました。
【自分なりの課題】
委員会では所管課の答弁が想定より長く、元々予定していた議題の半分程度しか質疑できませんでした💦
次回はより早く資料要求して課題を絞り、時間内に答弁をまとめる必要があると感じました。
また、議会では普通なのかもしれませんが、皆さん答弁ではほぼ口頭の議論のみで、ほとんどスライドを使用しません。
へずまさんが奈良公園の写真を見せて説明する姿が印象的だったので、私も総括質疑では委員会資料や論文データを自分なりにアレンジし、スライドとして提示しました🙋♂️
自分のこれまでの経験を元に、議会でもより説得力のあるプレゼンをしていきたいと思っています。
【議会制度の課題】
スケジュール。定例会が短すぎ。。
今回で言えば決算報告書をもっと深掘りしたいのに、日程を詰め込み過ぎて、渡された資料を読み込むには時間が足りません。。また、追加要求した資料も委員会の直前に議会側へ提出されるため、そこから質疑ポイントを十分に絞り込む時間もありません。。
市側が議会からの資料要求に対して拒否的なのは、議会が行政を監視する役割を持つ以上、仕方ない部分はあると思うのですが、何しろ情報の小出し感がすごい😓。。。
せめて要求した資料を元に議会側が十分な答弁を準備できるよう、今の詰め込み型の定例会スケジュールを変えていく必要があると感じています。
しばらく今のスケジュールが続くようなら、時間との勝負になりますし、予算決算の比較にAIを活用などを試してみようと思っています💪
【議員生活の近況】
9月は議会や委員会の出席に加えて、所管課との打合せや、要求資料の内容確認など、診療後にほぼ毎日のように議会棟へ通う日々でした。
私は診療で不在にする時間があるため、その分、決算書や要求資料は夜や週末に読み込み、課題を洗い出して答弁を作成しました。
もちろん、質問なしで議会で座ってるだけでもOKな仕事なので、どこまでやる気を出すか次第なのかなぁと思いますが、少なくとも9月に関してはかなり忙しくて、全然元の取れない仕事に感じました🤣
さて、定例会のない10-11月は委員会1回のみ。定例会の谷間にどう準備するか、何ができるか。
定例会がない月には、議員はやっぱり給料ドロボーなのか?
またご報告します🙋♂️

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マツオ コウジ/42歳/男
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