2025/6/14
こんにちは。足立区で活動している、えらやすひろです。
私は日頃から、まちの清掃や地域の皆さんとの対話を通じて、「足立らしさとは何か」を探し続けています。そしてその答えのひとつが、ここ「足立区立郷土博物館」にあると私は感じています。
この博物館は、単なる展示施設ではありません。ここは、足立の人々の暮らし・歴史・誇りが詰まった“記憶の保管庫”であり、未来をつくる子どもたちへの“バトン”でもあるのです。
この記事では、私自身の体験やまちづくりへの想いを交えながら、博物館の魅力を三つの柱に分けてご紹介します。
足立区立郷土博物館は1986年に開館し、2025年春のリニューアルで「美術博物館」の機能も持つ施設へと進化しました。私も改修後に訪れ、まず感じたのは「ここには足立の全てがある」という感覚です。
農具や昔の家具、団地の模型──こうした展示を眺めていると、まちの風景がどう変わり、そこに生きた人々がどんな想いを抱いていたのかが、まるで自分のことのように感じられてきます。
「むかしの道具にさわってみよう」など、親子で体験できる展示もあり、週末には小さなお子さんを連れたご家族で賑わっています。こうした“ふれる展示”は、記憶だけでなく体験としてまちを学ぶ貴重な機会。私は、こうした仕組みこそ、これからの教育と地域づくりの中核だと考えています。
2025年のリニューアルで注目されたのが、琳派や地元ゆかりの作家による絵画や工芸品の展示です。正直な話、私は最初、美術館機能を併設することに「敷居が高くなりすぎないか」と懸念を抱いていました。
しかし実際に訪れてみて、それが全くの杞憂だったと分かりました。どの展示も、地域に根ざしたテーマを持ち、訪れた人に「このまちに、こんなに素晴らしい文化があったのか」と思わせてくれるものばかりでした。
私が特に感動したのは、地域の子どもたちが描いた作品が展示されていたこと。専門家の芸術と地域の子どもたちの作品が並ぶ風景には、「まちぐるみで文化を育てている」という、足立らしい温かさを感じました。
足立区立郷土博物館は、隣接する「東渕江庭園」と一体となった設計になっています。この庭園は、季節ごとに表情を変える美しい回遊式日本庭園。春の梅や桜、秋の紅葉など、自然の移ろいを感じながら散策できます。
私がこの庭園を好きな理由は、展示を見たあとに「ぼーっと」できるからです。情報を詰め込むだけでなく、それを心の中でゆっくり反芻する時間がある──それが文化を“自分の中の言葉”にするために必要なのだと思います。
また、庭園内の茶室「臨渕亭」では地域の茶道団体による催しもあり、まちの人と文化が直接ふれあえる場になっています。これもまた、まちの力。足立に暮らす人たちの“手”によって文化が守られているのです。
私、えらやすひろは、「文化は過去のものではなく、今を生きる力になる」と確信しています。
足立区立郷土博物館は、まさにそのことを体感できる場所です。
子どもたちには、自分たちの住むまちを知って、もっと好きになってほしい。
大人には、改めてこのまちの価値を思い出してほしい。
そして高齢の方には、「あのとき」の思い出を誰かに語ってほしい。
この博物館は、そのすべてを受け止めてくれる“まちのリビングルーム”のような存在です。
私自身もまた、何度でもここを訪れ、足立の未来を考える時間をつくっていきたいと思っています。
みなさんもぜひ、気軽に足を運んでみてください。
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日・年末年始等
アクセス:亀有駅または綾瀬駅からバスでアクセス可
この記事をシェアする
エラ ヤスヒロ/32歳/男
ホーム>政党・政治家>えら やすひろ (エラ ヤスヒロ)>【足立区立郷土博物館──えらやすひろが語る、まちの記憶を未来へつなぐ場所】