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【足立区竹の塚エリアの過去・現在・未来──えらやすひろが語るまち歩き】

2025/6/21

こんにちは。足立区で活動する、えらやすひろです。

今回は、私たちのまち「足立区」の中でも、近年とりわけ注目が集まっている「竹の塚(竹ノ塚)エリア」についてご紹介します。鉄道高架化という大きな転機を経て、いままさに生まれ変わろうとしているこの地域。その背景にある歴史、まちづくりの思想、そして未来への可能性を、足立に暮らし、働く一人の政治家として、そして市民としての視点から掘り下げていきます。

この記事では、竹の塚の魅力を三つの切り口でお届けします。

 


 

【第一章:駅を中心に変わる街──エリアデザインで進化する竹の塚】

2022年に完了した東武スカイツリーライン竹ノ塚駅の高架化事業は、竹の塚エリアにとって歴史的転換点でした。長年、地域の安全と発展を妨げてきた踏切の廃止は、住民からも大きな歓迎をもって受け入れられました。

これにより、駅の東西を分断していた物理的なバリアが解消され、歩行者や自転車、バス、自動車の流れがスムーズになりました。それだけでなく、まちづくりの大きなビジョンとして、「竹の塚エリアデザイン」が策定されたのです。

このデザインは単なる景観整備ではありません。
竹の塚の歴史・文化・人の流れを踏まえ、「北の玄関口にふさわしいまちづくり」「けやき大通りを中心とした交流空間」「駅周辺の回遊性強化」「歩いて楽しいまちなか」など、具体的かつ未来志向の都市計画が示されています。

私が注目するのは、“人の居場所”を大切にした空間設計です。駅前広場やけやき通りでは、ベンチ、緑地、街灯の配置に至るまで、まちに住む人、働く人、訪れる人が心地よく過ごせるよう細やかに計画されていること。これは「デザイン=人への思いやり」という価値観に通じます。

足立区、UR都市機構、東武鉄道の三者連携によってこの再開発は進められています。官民連携によるまちづくりは、今後の都心外周地域における再生モデルとしても注目に値します。

 


 

【第二章:竹の塚の歩んできた道──旧街道とともに生きた歴史】

竹の塚という地名は、「竹が生い茂る塚状の土地」から由来すると言われています。この一帯は古くから交通の要衝であり、旧日光街道が南北を貫いています。現在も国道4号線がこのルートをなぞるように通っており、まさに江戸と日光を結ぶ道の一部として、竹の塚は重要な宿場的機能を果たしてきました。

戦後、高度経済成長期にかけて、住宅地として大きく開発されたこの地域には、多くの団地とともに新住民が流入しました。UR竹の塚団地などの大規模集合住宅は、その象徴的存在です。こうした団地の存在は、地域の構造を形づくるだけでなく、人と人とのつながりのベースにもなっています。

かつてこのまちは、“ベッドタウン”と呼ばれ、都心で働く人々が夜帰る町というイメージが強かったかもしれません。しかし現在は、商店街、地域イベント、こども食堂、高齢者の居場所づくりと、地域が「日中も活きるまち」として息を吹き返しつつあります。

地域文化としても、竹の塚には盆踊り大会や餅つき大会など、住民同士が顔を合わせる機会が根づいています。また、旧跡や神社仏閣も多く、都市の顔をしながら“歴史の香り”も残した独特のエリアなのです。

 


 

【第三章:地域と共に育つまち──住民主体のまちづくりの可能性】

竹の塚が今、真に注目されているのは、再開発だけではなく、“人の動き”が変わり始めているからです。

高架化によって移動の自由度が高まり、子育て世帯の回帰や若年層の流入が増えてきています。そうした流れの中で、行政主導だけでなく、地域住民の声を生かしたまちづくりの必要性が高まっています。

「まちづくりラボ・プロジェクト」などを通じて、若者や子育て世代、商店主などが意見を出し合う仕組みも整備されつつあります。例えば、駅前にできた交流スペースでは、地域の小学生が描いたアートが展示されたり、週末にミニマルシェが開かれたりと、“みんなで育てるまち”という感覚が生まれています。

さらに、竹の塚ではUR団地の再生計画とも連動し、福祉施設や保育所、地域医療の充実もテーマに据えられています。高齢者と若者が安心して共存できるコミュニティの形成は、今後の日本全体の課題とも通じます。

私は、こうした再生の動きを“ひとごと”にせず、自らも対話の現場に足を運び、声を聞き、共に知恵を出しながら進めていきたいと考えています。

 


 

【おわりに──竹の塚というまちのこれから】

足立区の竹の塚エリアは、ただの「再開発地域」ではありません。そこには、時代を超えて受け継がれてきた“道”と“人”の記憶があります。そしていま、新たな人々が加わり、未来へと続く道を一緒につくっていくフェーズに入っています。

政治に関わる者として、私はまちづくりにおいて“誰かのため”ではなく“みんなのため”の設計ができる社会を目指したい。竹の塚がその実現モデルになると信じています。

竹の塚を歩くとき、ぜひ“過去・現在・未来”を重ねながら見てみてください。そしてその一歩が、足立区全体をもっと元気にしていく──そんな可能性を秘めたまちが、ここにあります。

 

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著者

えら やすひろ

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