2025/6/10
こんにちは。
「再生の道」都政対策委員・目黒区担当の松尾ゆうきです。
本日は、東京都の財政状況、特に「借金(都債)」の状況について、簡潔にご報告させていただきたいと思います。
先日のブログや動画でもお話ししたように、東京都の財政状況は法人二税の比率が高いこと、そして堅調な景気動向に支えられ、税収は増加傾向にあります。
こうした背景のもと、結論から申し上げますと、東京都の借金(都債)は着実に減少しています。
以下のグラフをご覧いただくと分かるとおり、2000年代初頭(平成12年度頃)には、東京都の都債残高は約7兆6,000億円と非常に高い水準でした。しかし、直近では約4兆4,000億円となっており、およそ4割も削減されています。
これは、繰り返しになりますが、東京都の税収が安定的に増加していることが大きな要因です。あわせて、金利の高い都債の「繰上償還(予定より早く返済すること)」も積極的に実施しており、財政の健全化が進んでいます。
2025年度(令和7年度)の予算における「記載依存度」(借金に頼る割合)はわずか2.2%となっており、これは国や他の地方自治体と比べても極めて低い水準です。
また、都民1人あたりの借金額で見ても、平成17年度には約53万円だったものが、令和7年度には約31万円へと減少し、こちらも約4割の減少となっています。
一方で、国の借金(国債発行残高)は増加の一途をたどっており、同じ期間に約2.2倍に膨らんでいます。この点でも、東京都の財政運営は極めて健全であると言えるのではないでしょうか。
「都債」とは何か、簡単にご説明させていただきます。
都債とは、東京都が資金調達のために発行する債券のことです。いわば「東京都の借金」であり、一定の期間(召還期限)後に元本を返済し、定期的に利息を支払うことを約束した証券です。
東京都の現在の発行計画では、毎月約200億円の10年債(10年後に元本を返済する債券)を定期的に発行しています。つまり、常に10年前に発行した債券の返済時期が訪れるというサイクルです。
この返済時期には、元本を返すために新たな債券を発行する「借換え(かりかえ)」が行われます。この仕組みは、国債における借換えと基本的には同じです。
もちろん、すべての借金が悪いというわけではありません。将来への投資として必要な借入もあります。ただ、東京都の場合は、借金に過度に頼ることなく、堅実な財政運営を行っている点が大きな特徴であり、他の自治体や国にも良い影響を与えられるポジションにあると自負しております。
今後も、こうした財政の健全性を維持しつつ、東京都民の皆さまにとって必要な施策・投資はしっかりと行ってまいります。
東京都の予算がどのように使われているのか、借金の現状はどうなっているのか――。こうした財政の話題は、難しい印象を持たれがちですが、私たちの暮らしに直結する非常に大切なテーマです。
今後も、皆さまと一緒に東京都の財政や制度について考え、対話を深めていければと願っております。引き続き、ご意見やご質問など、お寄せいただけますと幸いです。
それでは、また次回の発信でお会いしましょう。
松尾ゆうき 「再生の道」都政対策委員・目黒区担当
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マツオ ユウキ/33歳/男
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