2026/5/13
4月26日と5月13日の2日間にわたり、第4回市政報告会・茶話会を開催いたしました。 今回の報告会では、令和7年度3月定例会の報告とともに、私自身の1年間の活動を振り返り、皆さまに直接お伝えする機会とさせていただきました。
当日は市外からの参加者を含め、総勢18名の方にお集まりいただきました。特に今回は初めて参加される方や若い世代も多く、これまでにないほど活発で、踏み込んだ議論が展開されました。
以下に、茶話会で出された主な意見や議論のポイントをまとめました。
1. 学校給食の地産地消と「統計データの見方」
かつての佐田・多伎給食センターの現場を知る方から、貴重なご指摘をいただきました。
現場のジレンマ: 以前は調理数が少なくきめ細かな対応が可能でしたが、現在は”市内で3つの給食センター”への集約により、大量調理や食材規格の制約から、かえって地産地消が難しくなっているという現状があります。
データの真実: 県主導の食材補填制度がある一方で、「公表されている地産地消率のデータが、必ずしも現場の実態を反映していないのではないか」という鋭い分析とアドバイスをいただきました。
2. 次世代へ繋ぐ「地域の教育」とアイデンティティ
出雲市内の高校出身者のうち、県外進学後に地元へ戻るのはわずか3割というデータを示したところ、多くの反響をいただきました。
「地元への意識」を削ぐ要因: 小学校の統合等が進む中で、「〇〇町民」という帰属意識が薄れ、「出雲市民」という広い枠組みだけではアイデンティティが保てないのでは、という懸念が出されました。地元愛を育むには、各地域や家族単位での教育が改めて重要になります。
親の意識と受け皿: 親が子供に「帰ってこなくてよい」と言ってしまう現状をどう打破するか。誰もが自信を持って「帰ってきてほしい」と言える、地域の受け皿(就業環境やコミュニティ)作りの必要性が強調されました。
3. 都市計画と財政の厳しい現実
コンパクトシティの懸念: 中心部へ機能を集中させる計画が、結果として郊外の衰退を加速させるのではないかという切実な不安の声が寄せられました。
財政計画の進捗: 「出雲市財政計画」が計画通りに進んでいるかという問いに対し、現在の物価高騰の影響を強く受け、非常に厳しい状況にある現状を共有しました。
4. 安全・安心な社会への提言
リスク管理: 公務員採用の国籍条項撤廃について、情報流出リスクを徹底して排除すべきとの意見が出されました。
健康の捉え方: 医療体制の充実も重要ですが、それ以上に「病気にならないための予防策」を市政として強化すべきとの建設的な提案をいただきました。
移民・労働問題: 外国人材の失踪やパスポートの不正売買の噂など、現場レベルの深刻な課題が共有されました。自治体として受け入れ上限を設けることの難しさを共有しつつ、企業や市にとっての「真の損益」をデータに基づいて議論すべきであると再確認しました。
5. 「見える化」と市民活動が持つ力
参加者からは、「議員が具体的にどう動き、何が課題なのかをもっと知りたい」という声をいただきました。HP等の充実による「活動の見える化」は、今後の課題として取り組んでまいります。
また、熊野大社付近のメガソーラー計画が、市民一人ひとりの声(問い合わせ等)によって白紙撤回された事例が紹介されました。 「議員の働きだけでなく、市民一人ひとりの行動こそが未来を変える」という、非常に力強い教訓を参加者全員で共有することができました。
今回の茶話会を通じて、皆さまがいかに深く地域の未来を考えておられるかを改めて実感しました。いただいた貴重なご意見を、今後の市政活動にしっかりと反映させてまいります。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました!
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