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小森 さだゆき ブログ

マイナス金利後かわった流れ

2026/7/11

日銀当座預金の「2層構造」化―マイナス金利解除で変わった金融の仕組み―

| 小森さだゆき | 参政党 / 高槻市議会議員

2024年3月、日本銀行はマイナス金利政策の解除を決定しました。これに伴い、民間金融機関が日銀に預けている「日銀当座預金」の仕組みが、従来の3層構造からシンプルな「2層構造」へと移行しています。現在の金融市場を理解する上で欠かせないこの変化について、改めて整理しておきたいと思います。


3層から2層へ:何が変わったのか?

これまで日銀は、デフレ脱却を目指して「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」を行ってきました。この際、民間銀行の預金残高を3つの層に分け、一部にマイナス金利を適用することで、市場への資金供給を促していました。

しかし、今回の政策変更により、この複雑な区分けは解消されました。新しい構造は非常にシンプルです。

項目 内容 現在の金利(付利)
法定(所要)準備 金融機関が法律で預けることを義務付けられている最低限の枠。 0%
超過準備 法定準備を超えて預けられているすべての残高。 0.1%

「金利のある世界」への回帰

以前は「基礎残高(+0.1%)」「マクロ加算残高(0%)」「政策金利残高(-0.1%)」と、複雑な利息計算が行われていましたが、現在は超過準備に対して一律0.1%の利息がつくようになりました。これは、日銀が「マイナス金利」という異例の手段を捨て、通常の金融政策の枠組みに戻ったことを示しています。

地域経済への影響と視点

この変化は、単なる銀行間のルールの変更にとどまりません。日銀が支払う利息がプラスになるということは、民間金融機関の収益構造にも影響を与え、巡り巡って私たちが利用する住宅ローンや企業の融資利息にも波及していきます。

長らく続いた「金利のない世界」が終わり、「金利のある世界」へのシフトが本格化しています。高槻市の地域経済においても、この金利動向が中小企業の資金繰りや市民の皆様の生活設計にどのような影響を与えるか、引き続き注視していく必要があります。

市政報告会でも、こうした経済の視点を交えたお話をさせていただいております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

| 小森さだゆき | 参政党 / 高槻市議会議員

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