2026/7/8
兵庫県 川西市議会議員(薬剤師) #長田たくや です。
パブリックコメントがあります。第二次出入国在留管理基本計画(案)についてです(リンク)。
期限は7月10日まで。国に直接意見できる機会ですので、ぜひお願いします。

■ 共同キオスク?
すでに導入済みの取り組みで、いきなり突っかかったんだけど、「なんで駅にある売店?」と思いませんでしたか?
キオスクってそもそも英語などで小型構造物を指す言葉だそうで、公共の場所に置かれた小型の案内所・売店・端末を指す言葉だそうです。ちなみに英語表記は kiosk だそうで、勉強になったわ。
駅の売店のあのキオスクは、それを店舗名にしたようです。しかし、今回のキオスクは、いわば入管・税関のセルフ手続端末を意味します。いや、普通に知らなかったゾ。

育成就労制度については、当ブログでも解説しました。
参照:目的が真逆なのに「法改正」?技能実習から育成就労へ
東京イミグレーションフォーラム(リンク)…もうすでに5回実施されています。
少しだけ基調講演の内容を読みましたが、「…もうこれ完全に移民やん」というお話でした。
参照:第5回東京イミグレーション・フォーラム基調講演
ここまでやっておいて、「自民党は移民政策を採っていません!」ってどういうこと?
■ 課題
本題に入るための、まずは課題から見ていきましょう。
「在留外国人・外国人入国者数が過去に類をみない高水準に達している」
なにを他人事のように、自然現象のように言っているの?「自分たちの政策によって高水準に達した」が正しいでしょ?いきなりイラっとしました。本文にも、次のように書かれています。
我が国における急速な少子高齢化及びこれに伴う人口減少、人手不足の深刻化、国際的な人材獲得競争の激化などが指摘されていることを踏まえると、我が国の経済社会の活性化に資する外国人材を引き続き確保することも不可欠である。 そして、現下の人手不足に加え、「2030年に訪日外国人旅行者数6,000万人」との政府目標が掲げられていることなどを併せ考えると、外国人入国者数・在留外国人数は今後も一層増加していくことが見込まれる。また、我が国の総人口に占める外国人比率が増加するとの予測もある。
予測じゃないよ!政策の結果、つまり必然やん!
これで外国人比率が増加しないなら、ほぉそうか、なんでや?と思うわけですが、当たり前のこと書いていて読んでいて怖いわ。
まず日本人がしっかり働ける環境づくりをしなければならないと書けないものかね。
■ 取り組み
ここからが本題です。
JESTA(リンク)の導入。電子渡航認証制度、いわゆるJESTAの導入。
これは重要でしょう。
本文では、途中でいつもの”文句”が出てきます。
他方で、人手不足が深刻化し、その対応の一つとして外国人の受入れも欠かせない状況にある中、国際的な人材獲得競争も激化しており、外国人にとって魅力ある制度を構築することで、我が国が外国人から「選ばれる国」となり、我が国の産業を支える人材を適切に確保することが重要となった。
選ばれる国は、外国人にとって便利という国ではなく、日本人にとってどう有益なのかを示す必要があるはずです。また、もし有害であればどう対処するのかを厳格に示し、実行する必要があります。
なんですか?最近、最近、神社に火をつけたり、飲酒運転で日本人の命を奪ったりと、選ばれる国ではなく、「やりたい放題できる国」と思われているのではないでしょうか。
私は行政の人間が、日本人と同じ考えを持っているという前提で、物事を決めているのではないかと不安に感じてしまいました。
■ 教育
【日本文化・慣習の理解促進、日本語能力向上等に向けた取組】が示されています。
各省庁が実施する各種取組を精査の上で省庁横断的に実施することに加えて、より積極的な受講につながるよう受講のインセンティブを高めるような内容を含めるなど、多様性を尊重しつつも日本語や日本文化等の習得を心理的に後押しするような仕組みが必要であることに留意しつつ検討する。
甘すぎないですか?
「郷に入っては郷に従え」。これを伝えるだけで良いし、無理だったら共生できないですねと判断してもらえばいいのです。
なお、ドイツでも同じような仕組みを作りましたが、全然受講してくれない上、合格者も少ないという事態になりました。これをどう回避するのか、国会でも議論してほしいところです。
当ブログ参照:【政治】 ドイツの移民政策を知る 【日本は同じ道を歩むのか?】
■ 不法滞在ゼロプラン
不法滞在をゼロにする。これは良いとして、近年6万人台で横ばいとなっている、この不法移民状態をどうするか。
それこそ茨城県のような通報制度を全国でも実施すべきではないでしょうか。
当ブログ参照:不法就労対策は差別なの?茨城県の通報報奨金制度を読み解く 【全国でやるべき】
■ 本文の最後
最後の文章がね…「いや、それを決めてから計画しろよ!」と言いたくなる文章なのです。そのまま転載します。
外国人を受け入れることのメリット・デメリットを含め更に具体的な調査・検討課題を明らかにし、今後の外国人の受入れに関する基本的な考え方の整理に向け関係省庁と連携しつつ政府全体での検討を推進する必要がある。その際、持続的な経済成長を含む我が国の経済社会の発展に資するものであるかという点に加え、社会的コスト、国内労働市場、教育、治安等といった国民生活への影響のほか、外国人の受入れに当たっての国、地方公共団体や受入れ機関等との役割分担、関連する将来推計や国際社会の受け止め等を踏まえた受入れの在り方等を総合的に検討することが重要である。
メリット・デメリットを調査・検討してなかった?
第二次計画なのに、総合的な検討すらしていなかったの?
オランダのように調査しろと国会でも散々指摘されていたのに、それを書けないってどういうことだ。
参照:移民の財政上の貢献「出身地で差」「第2世代は下がる」:産経新聞

計画と言いつつも、現在の実質的な「移民政策」を継続する計画であることに変わりはないですね。
まずもって、不法滞在者や犯罪をした外国人への厳格な対応があってこそ、初めて共生という言葉が生きてくるというお話です。
ぜひパブリックコメントしましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な一日でありますように。
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