2025/9/23
皆様、こんにちは。参議院議員の田島まいこです。
先日、マレーシアで開催されたASEAN議員会議(AIPA)に、参議院派遣という形で参加をしました。 ASEAN議員会議とは、ASEAN首脳会議や閣僚会議に合わせて開催される、ASEAN加盟国の国会議員を主体とした議員会議のことです。実際にはASEAN加盟国だけでなく、ASEANプラス3の枠組みに加わる日本や、それ以外の国々もアフリカやヨーロッパからも多く参加をしており、加えてEUや国連組織も参加する、とてもにぎやかな議員会議でした。

開会中に話題に上がったテーマは、関税、ジェンダー(私の発言の一部は、こちらからご覧になれますhttps://youtube.com/shorts/JaGBLSrzJFM?feature=shared)、通商、テクノロジーなど、多岐に渡りましたが、特筆すべきは、やはり安全保障に関する話題でした。
現在東南アジアでは、タイとカンボジアの間で国境を巡る衝突が続いています。会の冒頭では、カンボジア側とタイ側による激しいやり取りがありました。ASEAN諸国と私たち日本との会談の時間でも、カンボジアから日本の理解を求める発言がありました。こうした状況の中で、私が何よりも膝を打ちたい気持ちになったのは、今回のASEAN会議の議長国であるマレーシアのアブドウル下院議長との会談でした。人懐っこい笑顔が特徴の下院議長は、話の途中にやがて真剣な表情になり、私達に向かってこう言ったのです。
「戦争に勝者はいない。戦争になったら、全員が敗者だ。そして戦争はリーダー達が決めるが、最も苦しむのは市民だ。だからリーダー達は膝を突き合わせて、話し合わなければならない。最悪なのは、話し合わず、お互いが疑心暗鬼になることだ。そうなったら、まずい。だから私はタイとカンボジアの仲裁をしているんだな」
これまで私は、過去の戦争の原因について興味を持ってきましたが、戦争を回避するために共通して言えるのは、国家のリーダー同士の対話の重要性です。対話が全てを解決する訳ではありませんが、対話がなくなった時にお互いが過度な疑心暗鬼に陥るリスクは高いと思います。
今回の国際会議への参加は、過去、留学時代に考えていた事などを改めて確認する、良い時間となりました。愛知県民の皆さんの負託を受けて国会に送っていただいている今、私も出来る限り、アジアの平和と安定のために力を尽くそうと考えています。
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