2026/7/10
行政視察 第3日目
🌊 視察のテーマ:水辺を生かしたまちづくりと復興の歩み
震災から15年が経過し、石巻市ではハード面の整備が概ね完了しています。かつては堤防がなく津波で大きな被害を受けたエリアですが、復旧にあたっては「街と川を分断しない」という素晴らしい工夫が凝らされていました。
「かわまちづくり」の画期的な手法
景観と一体化した堤防: 堤防の裏側の幅を広く取り、イベントやカフェなどに活用できる憩いの空間を創出。地元高校生と協働デザインした東屋や、地元の素材を活用したベンチなどが配置されています。
河川法の規制緩和を活用: オープンカフェやキッチンカーの出店など、河川空間を活用した社会実験を実施し、「かわまち大賞」を受賞!
賑わいの創出: 令和3年度に約7,500人だったイベント集客が、令和7年度には1万6,000人へと倍増。良質な環境整備が、市民の居住意欲回復や空き地の再建にも繋がっています。
🤝 官民連携「石巻まちなかエリアプラットフォーム」
川沿いの賑わいを駅前や中心市街地へと波及させるため、行政、民間、専門家が連携する組織が設立されています。
「関わりしろ」のあるまちへ: 特に若い世代の参加を促し、居場所づくりや回遊性の向上を推進。
社会実験とイベント: 今月中旬から駅前大通りの歩行者空間を活用した社会実験が始まるほか、「石巻まちなか万博覧会」などの取り組みを通じて、地域が主体となったまちづくりが進められています。
行政のサポート体制: 民間が企画を担い、行政が国や県との許認可調整や資金面(会費負担など)をサポートするという、理想的な役割分担が機能していました。
💡 つくば市への持ち帰り課題
面積が広く、地域活性化と環境保全の両立が課題となっているつくば市(人口約27万人)にとっても、今回の視察は非常に有意義でした。
特に、**「国の規制緩和(河川法)をどう実践的に活用し、民間活力を引き出すか」というプロセスや、「川沿いの賑わいをいかにして旧市街地や駅前エリアへ波及させるか」**という現在進行形の挑戦は、つくば市の持続可能なまちづくりや、自然を生かした施策に直結する大きな学びとなりました。
3日間にわたる行政視察で得た知見をしっかりとまとめ、つくば市のさらなる発展と魅力あるインフラ整備・まちづくりに活かしてまいります!
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