2026/7/9
📍 【福島市へ行政視察】宇宙技術×AIを活用した次世代の水道インフラ管理を学んできました!
本日は、つくば市議会都市建設委員会の行政視察で福島市役所を訪問しました。平川議長をはじめ、福島市議会・市役所の皆様の温かい歓迎に心より感謝申し上げます。
冒頭では福島市の魅力である「二・和・満・彩」(桃やりんごなどの果物、飯坂などの温泉、円盤餃子、花見山などの自然)を教えていただき、和やかな雰囲気でのスタートとなりました!
🚰 視察のテーマ:人工衛星画像×AIを用いた漏水リスク評価
面積が広く人口が増加するつくば市(有収率94.23%)においても、今後の上下水道の老朽化や漏水リスクへの備えは極めて重要な課題です。今回は、福島市が国からの支援も活用しながら全国に先駆けて取り組んでいる最先端の「インフラDX」について学んできました。
福島市の画期的な取り組み
宇宙から水道管を診断: 地表面温度や地表面変動などの「衛星画像」と、管の素材や水圧などの「水道データ」をAIに学習させて解析。
リスクを5段階で可視化: 約4800kmに及ぶ管路網の漏水リスクをA〜Eの5段階で評価し、クラウド上のマップで色分け表示。
効率的な現地調査: 「直近2年で漏水確率20%以上」とされるE判定など、高リスクエリアに絞って重点的に音聴調査などを実施。
導入による実績と効果
高い漏水発見率: 令和6年度の実績では、高リスクと判定されたエリアの約3割で実際に漏水を発見し、有収率の改善に寄与。
大幅なコスト削減見込み: 調査対象を絞り込むことで、令和10年度には従来の総当たり方式とコストが逆転(安くなる)する見通し。
働き方改革: 熟練の経験や勘に頼っていた業務をデジタル化し、省人化とコア業務への人材シフトを推進。
💡 つくば市への持ち帰り課題と気づき
システムが非常に優秀な一方で、「AIはあくまで補助であり、最終判断は現場の職員が行う」「AIの精度を上げるには、紙の台帳の電子化やデータ品質の向上が必須である」というリアルな実態をお聞きできたことが大きな収穫でした。
また、調査対象を絞り込むことで業者の仕事量が減り、入札で敬遠されてしまうという「効率化ゆえの課題」に対し、近隣自治体との広域連携で発注ロットをまとめるという解決策を模索されている点も大変勉強になりました。
インフラの維持管理は全国共通の課題です。今回学んだ「データとテクノロジーに基づくリスクベースの優先順位化」の視点を、つくば市の持続可能で無駄のないインフラ整備にしっかりと活かしてまいります。
#福島市
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