2026/4/30
一昨日、晴天の下、午後一番の活動は一般排水路の視察でした。激しい降雨の際に一時的な道路冠水が発生するとのことで、現地の方に立ち会っていただき、土木事務所とともに状況を確認しました。今後、必要な対策が講じられる見込みです。
私にとって市役所の仕事といえば、真っ先に土木事務所が思い浮かびます。それほど住民生活との関わりが深い分野ですが、良かれと思って進めたことが、必ずしも望ましい結果につながるとは限りません。かつて、暗い夜道を解消するために設置した街路灯が、近接する水田の稲の生育に影響を及ぼしてしまったことや、安全対策として設置した交差点の点滅鋲が、すぐ前のお宅の安眠を妨げてしまったこともありました。
また、U字溝のフタ一つをとっても、「路上駐車を誘発する」、「排水能力を低下させる」といった懸念があります。カーブミラーについても、設置がかえって事故を誘発するおそれが指摘される場合があります。現場の課題は常に多面的で、一筋縄ではいきません。丁寧な事前調査と幅広いご意見の聴取を重ねながら、その時々の最適解を探り続けていく必要があります。
一つの対策が、誰かにとっての「安心」であっても、別の誰かにとっても同じ「安心」とは限らない――。そのことを常に心に留め、できる限り現場に足を運び、お声をうかがい続けること。すべての人にとっての“完全な安心”は難しいかもしれません。それでも、できる限り多くの方にとって納得できる「安心」に近づけていくことが、課せられた責任だと考え、これからも一つひとつ、きちんと取組みを進めたいと思います。
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ハットリ マサヤ/57歳/男
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