2025/9/24
不覚にも新型コロナに感染し、何日間か、咳に苦しみながら、大相撲の秋場所を観戦。誰にも会わない(会ってはいけない)ぼおっとした時間というのも良いものです。
負け続けの高安や、母親の死去に接したばかりの御嶽海に声援を送ったり、怪我で休場している遠藤や尊富士を大丈夫かなあと心配したり。
それにしても、厳しい世界ですよね。観る側は楽しませてもらっているけれど、怪我も多いし、負ければ番付が落ちる。幕下に落ちて、また這い上がってくるのは容易ではない。
日々の努力、親からもらった体格などいろんな要素があるとは思うものの、大の里には惚れ惚れするし、そりゃあ強い力士は好きですが、負け続けたり、幕内になかなか入れない力士のほうについ気持ちがいってしまいます。
競馬も同じ。今月9日にハルウララが死にました。1度も勝てず113連敗したサラブレッド。そのハルウララを抜く連敗組もいるらしいが、負け続けるというのも容易なことではないのは私も知らないわけではありません。
まったく縁のなかった政治の世界に、日本新党をつくった細川護熙さんに請われて入り、1992年の参院選で落選したものの翌年繰り上げで当選し、2期目3期目の参院選で勝って3期17年働き、2010年落選。その後なんと3回の参院選、5回の衆院選に出馬、昨年の衆院選でようやく当選しました。実に14年かかって国会に戻ったことになります。
まあよく挑戦しつづけたものだと自分でもあきれますが、実は、当選して初めて昨秋国会に戻った時に、記者や昔からの知り合いの国会議員らに「何年ぶり?」と問われて、「えーっと」と数えて「14年ぶり!」と自分でも驚きました。それに、今手帳を手繰って、2010年に落選してから計8回も選挙に出ていたとわかってますますあきれました。
毎日毎日多忙だったからでしょうか。以前からやっていた母子家庭の母の就労支援は3.11の東日本大震災でさらに必要性が大きくなったし、人口減少と失われた30年に対処し、若い人たちと明るい未来を切り拓くためのプロジェクトも始動させたし、やるべきことが多々ありました。そんな中で、「菅直人元総理まで落ちそうだから」とか、「困った時の円さん」「女性の政治家を何とか増やしたい」とか頼まれると、つい一肌脱いでしまいました。
もちろん当選するほうがいいに決まっている。負け続けた14年間で、懐はすっからかんになりました。体力もまた、すっからかんかも。玉鷲って本当にすごいなあとうらやましく思うのは、体力の衰えに気づいたからかもしれません。
ストレッチをしたり、エレベーターをつかわず階段で新聞を取りにいったりと、少しは鍛えているつもりですが、「不覚にも」と言ったのは、難病を抱えている身で、感染症にかかると再発するから気をつけるよう言われていたのに、新型コロナに感染したからです。
ハルウララのように負け続けたわけではなく、七転び八起きならぬ八転び九起きですが、負け続けるということは、怪我もせずレースに出続けられるということで、これもまた大変なことだと思います。
自民党の総裁選で長い政治空白が続いていますが、さあ、コロナも治ったし、まずは物価高に苦しむ人々のくらしを安定させられるよう政策実現に邁進しなくては。
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男のくせに?
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