2025/9/2
柴又の寅さんじゃありませんが、男の人もつらいなぁと思うことがしばしば。
せっかく男性の育児休暇取得が2024年は過去最高の40.5%にまで増えてきて、喜ぶべきことと思っていたら、「男のくせに」と職場で言われたり、降格人事までされるケースがあるとか。
私は子どもは一人しか産んでいませんが、出産の時の感動は経験した者にしかわからず、子どもを授かったことを天に感謝し、女で良かったとつくづく思ったものですが、子育て期間中も、初めて子どもが立った瞬間など、感激の連続でした。そして、仕事仕事で忙しい父親はこういう喜びが少なくて気の毒だなぁとずっと思っていました。
もちろん、私も子どもを保育園に預けて働いていましたから、四六時中、子どもに接していられた訳ではなく、保育園にカメラが常備されていて、オンラインで見られるようなシステムがあればどんなにいいかと思ったことでした。40年も前で、スマホもオンラインシステムもなかった時代でしたが。
当時、男の人だって、「せめて子どもの授業参観に行きたいのに平日で残念!」と嘆いてました。
そう、男の人だって、子どもの成長に関わりたいんです。
女ばかり、家事育児時間が多いって、女性への差別のように聞こえがちですが、性別役割分業システムは、男性だって、決して豊かな感動やくらしを享受できているわけではないんですよね。
それが少しずつ、「男も育児をしろ」ではなく「男だって子育てに関わりたい」になってきているのに、「男のくせに!」という言葉や降格はないでしょう。
小学生の孫息子は赤ちゃんの頃から見知らぬ女性たちからキャーかわいいと言われ続け、嫌がってましたが、今、腰まで届きそうな長髪にしています。いじめられないのかしら、女の子と間違われ続けたことに対する逆抵抗かしらと思っていたら、小児がんで髪をなくした子どもにウィッグを提供するために伸ばしているんですって。
長髪は女みたいと思うのは大人だけで、子どもたちは別段関心がないようで、「女らしく男らしく」は、未だに大人の仕組みの中にどっぷり残っていますが、子どもの間では薄れてきているんですね。
性別に限りません。肌の色、年齢、言語、宗教、国籍、障害の有無。みんな違う。違うから面白いのに、違うことが怖いとも感じるのも人間です。
見慣れたものには安心感があるけど、見慣れてないものには違和感や不安を感じてしまう。それも人間なのです。だから差別もいじめも生まれてしまうのかも。それをわかった上で、互いを尊重しあえる社会になればいいですね。
前回はこちら
少子化を食い止めようなんて無駄なのかしら
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