2026/6/17
令和の玲!しもだ玲です。
今日は西武池袋線・石神井公園駅での
活動報告からスタートしました。
昨日のブログでもお伝えしましたが、
令和6年度決算質疑で取り上げた
「区立公園での花火利用の試行的解禁」について、
子育て世代のパパ・ママから喜びのご連絡を数多くいただいています。
https://ameblo.jp/ray-shimoda/entry-12969883189.html
まだ試行段階ではありますが、
区民の皆さまの声が少しずつ形になっていることを大変うれしく感じています。
議会視察のあり方について
本日は、練馬区議会第3回定例会に付託された
議案の審査結果を取りまとめるため、
午前は常任委員会・後は特別委員会に出席しました。
その中で、毎年秋に実施される委員会視察について、
各議員から意見を求められる場面がありました。
私は昨晩、これまで指摘してきた内容に加え、
現在所属している委員会が過去に実施した視察報告書を
改めて読み返し、自身の考えを整理したうえで意見を述べました。
視察は必要
まず前提として、
私は行政視察そのものを否定する立場ではありません。
他自治体の先進事例を学び、
練馬区の課題解決に活かすことは非常に重要です。
また、
「現地に行くことで学びがある」
「直接見なければ分からないことがある」
という、多数派の議員の意見も理解します。
しかし、本当に大切なのは、
**「どこへ行ったか」ではなく、「何を持ち帰ったか」**
ではないでしょうか。
課題が整理されていれば、
その解決に役立つ自治体や民間企業を選定し、
現地で具体的な運用や成果、課題を確認することができます。
一方で、現在の課題設定が曖昧なまま
日程ありきで視察先を決めてしまう運営は、視察そのものが目的化し、
「参考になった」
「良い取組だった」
という感想で終わってしまう危険があります。
旅行の思い出話と視察報告は違う
旅行から帰ってきた人は、
「景色が良かった」
「食事がおいしかった」
と話します。
それはそれで素晴らしいことです。
しかし、議会視察は区民の税金を使って行うものです。
であれば、
・何の課題を解決するために行ったのか
・何を学んだのか
・何を区政に反映するのか
・結果として何が変わったのか
まで説明できて初めて成果と言えるのではないでしょうか。
過去の視察報告書を読み返して感じたこと
実際に過去の委員会視察報告書を確認すると、
現地で学んだ内容は丁寧にまとめられていました。
しかし、
・その知見をどのように練馬区へ反映するのか
・視察後に何を提案したのか
・実際に区政へどのような成果として結び付いたのか
という点については
十分に確認することができませんでした。
区民の税金を使って実施する以上、視察の成果は、
**「どこへ行ったか」ではなく、
「区民サービスの向上や課題解決につながったか」**
で評価されるべきだと考えます。
視察にもPDCAサイクルを
私は委員会で、
① 委員会として課題を共有する
② 課題解決に必要な視察先を選定する
③ 視察後に区政への反映方針を明確にする
④ 必要に応じて後年に成果検証を行う
という流れが必要であると訴えました。
企業や行政では当たり前のPDCAサイクルですが、
議会視察は「視察すること(Do)」に重点が置かれ
「課題設定(Plan)」や「成果検証(Check)」が十分とは言えません。

区民の税金を使う以上、
視察にも成果を確認する仕組みが要だと考えています。
学ぶべき事例は遠方だけではない
今回、私が所属する委員会では、
■自民党
・鹿児島県:日本一のリサイクルの取組み
・大阪府:世界一美しい舞島清掃工場
・北海道:先進的なゼロカーボンの取組み
■国民民主・都民ファ
・福井県:住民の高い幸福度の取組み
■立憲民主
・福岡県:一人ひと花運動
と、議会の多数派サイドからは、
遠方自治体への視察案が提案されました。
一方で、
■インクル
・武蔵野市:環境センター(しもだも同案)
・西東京市:ゴミ有料化(しもだも同案)
■しもだ玲
・目黒区:景観配慮のための政治ポスターの取組み
・松戸市:電子投票の取組み
など、議会少数派からは、
近隣自治体への視察案も提案されました。
私は遠方が悪い、
近隣が良いという話をしているわけではありません。
重要なのは、
**「遠いか近いか」ではなく、「練馬区の課題解決につながるかどうか」**
です。
練馬区旭町の隣にある和光市にも参考になる取組みはあります。
場合によっては民間企業の方が先進的な事例を持っていることもあります。
選挙の時に説明できる視察先か
私はもう一つ重要な視点があると思っています。
それは、
**その視察先を選挙中に区民へ胸を張って説明できるか**
ということです。
有権者から、
「なぜそこへ行く必要があるのですか?」
と聞かれたときに、
「練馬区の課題を解決するために必要です。」
と明確に答えられる視察であるべきだと思います。

視察先の選定とは単なる行き先選びではなく、
区民への説明責任そのものです。
税金を使う以上、費用対効果も必要
さらに私は、
委員会視察の予算執行についても意見を述べました。
現在の視察では、
昼食代として一人3,000円の予算が計上されています。
また、各委員に割り当てられた予算の残額が区へ返還されず、
議員側に配分される仕組みもあります。
https://ameblo.jp/ray-shimoda/entry-12870485485.html
各議員には月額21万円の政務活動費による
調査研究の機会も認められています。
だからこそ委員会視察は、
**「委員会として実施する意義があるか」**
という視点から、
必要性や費用対効果を十分に検討した上で
実施されるべきだと考えています。
区民に説明できる視察へ
私は今後も、
委員会視察が恒例行事や見学会ではなく、
区民サービスの向上につながる実効性ある制度となるよう
提案と検証を続けてまいります。

税金を使う視察で大切なのは、
**「どこへ行ったか」ではなく、**
視察によって、
**「議会として何を学び、何を変えたのか」**
です。
区民の皆さまに
しっかり説明できる視察制度となるよう、
引き続き取り組んでまいります。
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ホーム>政党・政治家>しもだ 玲 (シモダ レイ)>多数派議員は遠方へ。少数派議員は近隣で。意見が分かれる議会の視察先