2026/6/26

【松山市 木下ごう】私の長男は、特別支援学級に通い、放課後等デイサービスを利用しています。この黄色い受給者証は、その利用に必要なものです。
下校時間、小学校の周辺を見渡すと、たくさんのお迎えの車が集まっています。保護者の方の車もありますが、その多くは放課後等デイサービスの送迎車です。
それだけ多くの子どもたちが、公的支援を利用しながら放課後の時間を過ごしているということです。
放課後等デイサービスは、発達に特徴のある子どもたちや障害のある子どもたちが、放課後や長期休暇中に利用できる福祉サービスです。
施設によって内容は異なりますが、学習支援や運動、工作、コミュニケーションの練習などを通じて、子どもたちの成長や自立を支援しています。
また、子どもへの支援だけでなく、保護者からの相談を受けたり、学校と連携したりするなど、家族を支える役割も担っています。
放課後等デイサービスというと、「障害のある子どものための制度」というイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし実際には、発達に特徴のある子どもたちや、その家族を支える仕組みでもあります。
子育てをしていると、
「友達づきあいが少し苦手そう」
「家に帰ると疲れ切っている」
「どう接したらいいのか分からない」
そんな悩みを抱えることがあります。
子どもは一人ひとり違います。だからこそ、親だけで抱え込む必要はありません。放課後等デイサービスは、共働き家庭だけのための制度でもありません。支援が必要な子どもさんであれば、専業主婦(主夫)家庭でも利用できます。
世帯の所得などによって異なりますが、月額の自己負担には上限が設けられており、多くのご家庭では数千円から1万円程度の負担で利用されています。
私自身、長男を育てる中で感じていることがあります。それは、支援を受けることは諦めることではないということです。子どもの可能性を信じるからこそ、学校以外の場所や人ともつながる。家庭だけでは気付けない長所を見つけてもらう。
そうやって子どもの未来の可能性を広げていく。私は、それも子育ての大切な選択肢の一つだと思っています。
もし今、子育てについて悩んでいることや困っていることがあるなら、まずは相談してみてください。利用するかどうかは、その後で考えれば大丈夫です。ひとりで抱え込まないでください。
公的支援を利用することは、特別なことでも、負けることでもありません。社会の一員として、利用できる仕組みを活用することです。
それは子どもたちの世界を広げ、同時に親である皆さんの笑顔を守ることにもつながります。
子育ては、親だけでするものではありません。地域みんなでするものです。
「少し相談してみようかな」
そんな気持ちになったら、それが最初の一歩です。
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電力会社出身・44歳
木下ごう
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キノシタ ゴウ/44歳/男
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