2026/5/10
近年、YouTubeやAIを活用した学習コンテンツは爆発的に増え、誰でも質の高い授業を受けられるようになりました。
しかし、教育のデジタル化が進めば進むほど、一つの問いが浮かび上がります。
「画面越しでは決して伝わらないものは何だろうか?」
かつて代々木ゼミナールで熱弁を振るい、今も多くの受験生の心に火を灯し続けている荻野暢也先生が、X(旧Twitter)で非常に深い示唆に富んだ発言をされていました。
荻野先生は、元講師による動画配信が現役講師の利益を損ねているという議論に対し、こう仰っています。
「対面授業やスタッフとの交流が持つ体温みたいなものは動画では与えられない」

元記事:https://x.com/oginonobuya/status/2052766927676948637
この言葉には、教育の本質が詰まっていると感じます。 動画は知識を効率的に届けますが、その場に流れる空気感、講師の視線、そして生徒とスタッフとの何気ない交流が生む「体温」までは再現できません。
私は日頃から、AIや動画を使った学習を周囲に勧めています。しかしそれは、デジタルが人間に取って代わると考えているからではありません。
むしろ逆です。
「AIや動画で完結する部分はどこまでか?」を突き詰めることで、逆説的に「人にしかできない何か」を浮き彫りにしたいと考えているからです。
無機質なモニター越しの情報に触れる機会が増えるほど、私たちは「人間同士が直接関わることの影響力」という、かけがえのない価値に気づかされます。
私が提唱する「創る教育」の趣旨の一つは、まさにここにあります。
・知識を得るツール: AI・動画・インターネット
・価値を生み出す源泉: 人間にしか出せない「体温」を伴う創造性
「人にしかできないことは何か?」を問い続け、私たちが人間であるからこそ生み出せる価値を突き詰めていくこと。
テクノロジーを使いこなしながら、同時にその先にある「人間性」を磨いていくことこそが、これからの教育に求められる姿ではないでしょうか。
動画やAIは、あくまで手段に過ぎません。それらを利用して浮いた時間やエネルギーを、私たちはどこに向けるべきか。
共に考え、共に新しい価値を「創る」プロセスの中に、私たちが人間として輝く未来があると信じています。
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