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【千葉県野田市の朝活日記】ラジオ体操の常連さんから「なんで病院で処方してくれないの?」~回答編~

2026/5/8

【つなぐいのち】千葉県野田市の朝活日記:

ラジオ体操の常連さんから「なんで病院で処方してくれないの?」〜回答編〜

 

本記事は「ラジオ体操の常連さんから「なんで病院で処方してくれないの?」〜質問編〜」の続きです。

前記事をご覧になられた方(ありがとうございます!)は、途中まで読み飛ばして下さいませ。

 

 

【おさらい】常連さんのとある方が、私が薬剤師だということで質問をくださいました。

内容は……

 


 

◯「なんで今まで病院で安く手に入っていたのに!」

「薬剤師さんなんだよね、ちょっと質問があるんだけど」と、少しご立腹の様子で話しかけてこられたのは、いつも元気なご年配の男性。

 

「今まで病院でもらえていた薬を『これからはお店(薬局)のレジで自分で買ってくれ』って事になってるよね?」

「なんでだい!?病院経由なら保険が効いて安く手に入っていたのに」

「どういうつもりなのか、薬剤師さんなら説明して欲しい」

 

という切実な疑問でした。

 

◯変化の背景にあるもの

実は今、医療の現場では「スイッチOTC医薬品※」への転換や、医療保険の財政を維持するための制度の見直しが段階的に進んでいます。

※スイッチOTC・・・病院でしか処方されない(貰えない)お薬が、一般の医薬品販売店(ドラッグストア・薬店等)で買える様になったもの。例:ロキソニン

 

「以前は処方箋が必要だった薬」と同等の成分が市販薬として普及してきたことで、比較的症状が安定している場合のビタミン剤や保湿剤、湿布薬など、一部の医薬品のあり方が見直されているのです。

 

そのお気持ち、よく分かります

長年、当たり前のように「病院で先生に診てもらって、お薬をもらう」という流れで安心感を得てきた方にとって、この変化は戸惑い以外の何物でもありませんよね。

 

「安く済んでいたものが高くなる」と感じるのも当然ですし、何より「突き放された」ような寂しさを感じてしまうお気持ち、本当によく分かります。

今まで信頼して続けてきた習慣が変わるというのは、誰だってストレスを感じるものです。

 

そんなご年配の男性に対し、薬剤師として、そして地域の仲間として、私はこうお答えしました。


 

それに対する私の答えは……?

 

 


 

◯「薬が高い」という憤りへの答え。

~私が減らしたいのは医療費ではなく「医療そのもの」です~

 

「病院で処方されていた薬と同じものを、なぜなぜ実費で買わせるのか!?薬局で買おうとしたら、びっくりするほど高かった。」

そんな不満からでた、今回のご質問。

 

保険が効かないことへの負担感、それは切実な問題かもしれません。

しかし、こうした声を聞くたびに、私は一人の専門家として、ある「願い」を込めてお伝えしたいことがあります。

 

それは、私たちが向き合うべきは「薬の値段」そのものではない。

私が真に向き合うべきは、「なぜ、その薬を使い続けなければならない状態になっているのか」という事です。

 

◯「飲み続ける」は「治らない」の裏返し

なぜ、お薬を飲み「続けなくては」ならないのでしょうか。

なぜ「保険が効かなくなって高くなってしまった」お薬を購入・入手しなくてはならないのでしょうか。

 

世の中にある「お薬」の大半は、実は「治す」ためのものではありません。

ご存知でしょうか?「薬」という漢字は「楽」という漢字に「草冠」がついたもの。

「薬」という漢字には「治る」という漢字・ニュアンスは入っていないのです。

 

「これを飲んでいる間は症状が落ち着くから、飲み続けなさい」というアドバイス。

これは逆説的に言えば、「飲み続けても、お薬からの卒業(完治)は保証しません」と言っているのと同じです。

症状を抑えるためだけにお金を払い続ける。これこそが、本当の意味で「高い」代償ではないでしょうか。

 

 

◯「治す」とは、経緯を巻き戻す作業

私が考える「治す」の定義は明確です。 

「原因を把握し、その症状に至った経緯を巻き戻すこと」

 

蛇口が開いたまま床が水浸しになっているとき、一生懸命床を拭くのが対症療法(お薬)です。

どんなに安く床を拭けたとしても、蛇口を閉めない限り、作業は一生終わりません。

 

私たちがすべきは、蛇口(原因)を見つけ、それを閉めるために過去の習慣を「巻き戻す」努力です。

 

◯健康の基盤は、どこまでも「愚直」な習慣にある

お薬を卒業し、真の健康を手に入れるための方法は、驚くほどシンプルです。

 「早寝早起き」:体の修復時間を確保する。

 「栄養の最適化」:体を作る材料を入れ、毒になるものを減らす。

 「基盤作り」:ラジオ体操のような、当たり前の運動を毎日続ける。

 

これらを「面倒だ」と切り捨て、お薬という近道を選び続ける限り、根本的な解決は訪れません。

 

◯私が減らしたいのは、医療費ではなく「医療そのもの」

「薬代が高い」という議論の先に、私は「医療行為を必要とする理由そのものをなくす」という未来を見ています。

 

減らしたいのは、家計を圧迫する医療費ではありません。

皆さんが「医療を必要としてしまう状態」そのものを減らしたいのです。

 

もちろん、生活習慣を変えるには皆さんの多大な努力が必要です。魔法のように一瞬で治るお薬はありません。

しかし、その努力なくして、本当の意味での健康は手に入りません。

 

「薬に頼らずに済む体」を、一緒に作っていきませんか。

 

 私はそのために、これからも根気よく、本質的な健康のあり方を訴え続けていきます。

 

 

 

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著者

みねむら 哲徳

みねむら 哲徳

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肩書 薬剤師/プログラミング講師/会社役員(代表取締役)/健康麻雀地域指導員
党派・会派 無所属
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