2026/6/19
2026年8月8日(土)、ウェスタ川越ヤオコー大ホールにて「陸上自衛隊中央音楽隊 川越公演 ~心おどる真夏のコンサート~」が開催されます。
開場は14時、開演は15時。入場は無料ですが、事前申し込み制で、入場券が必要です。チケットは抽選となっており、申し込みはウェスタ川越オンラインチケットサービスから行う形です。
川越に、陸上自衛隊中央音楽隊が来てくださる。これは、音楽を楽しむ機会であると同時に、自衛隊という存在を身近に感じる貴重な機会でもあると思います。
陸上自衛隊中央音楽隊は、陸上自衛隊の音楽隊の中でも中心的な存在です。
チラシによれば、中央音楽隊は1951年、陸上自衛隊の前身である警察予備隊の音楽隊として発足し、長い歴史を積み重ねてきました。防衛大臣直轄の音楽隊であり、国賓・公賓の歓迎行事である特別儀仗での演奏も担当しているとのことです。
また、国内の国家的行事への参加だけでなく、海外の国際軍楽祭や防衛交流にも携わっており、音楽を通じて日本の品格や文化、そして自衛隊の姿を発信している存在だといえます。
今回の川越公演では、外山雄三さんの「吹奏楽のためのラプソディー」、高橋宏樹さんの「スザンナの冒険旅行」、久石譲さんの「Summer」、葉加瀬太郎さんの「情熱大陸」などが予定されています。
吹奏楽に詳しい方はもちろん、普段あまりクラシックや吹奏楽に触れる機会がない方でも、親しみやすく楽しめる内容になりそうです。
私は防衛大学校を卒業し、かつて自衛隊に身を置いていました。
その経験もあり、自衛官という職業に対して強いリスペクトがあります。災害派遣、国防、日々の訓練。表に見える仕事だけでなく、見えないところで積み重ねられている努力や規律、責任の重さを、少しは身をもって知っているつもりです。
そしてそれは、音楽隊の皆さんに対しても同じです。
自衛隊の音楽隊は、ただ演奏をするだけの存在ではありません。式典、広報、国際交流、隊員の士気高揚、そして国民との懸け橋としての役割を担っています。
音楽は、言葉を超えて人の心に届きます。
自衛隊というと、どうしても「防衛」や「災害派遣」といった文脈で語られることが多いですが、音楽隊の活動を通じて、自衛隊の別の一面――文化、礼節、品位、そして人の心に寄り添う力――を感じることができます。
今回の公演は「川越市提案事業」とされています。
市民が一流の演奏に触れられる機会が、川越の地で、しかも入場無料で提供されることには大きな意味があります。
文化芸術は、生活に直接必要なものではないように見えるかもしれません。しかし、地域に豊かさをもたらし、子どもたちの感性を育て、人と人とのつながりを生み出す大切な要素です。
さらに今回のような自衛隊音楽隊の公演は、文化芸術に加えて、国を守る仕事に携わる人々への理解を深めるきっかけにもなります。
普段、自衛隊と接点がない方にとっても、音楽を通じて「自衛隊ってこういう活動もしているんだ」と感じてもらえる機会になるのではないでしょうか。
私は、自衛官に対するリスペクトが、もっと自然に社会の中に広がってほしいと考えています。
もちろん、政策としての防衛や安全保障については、さまざまな意見があって当然です。民主主義社会において、議論があることは健全です。
しかし、現場で任務にあたる自衛官一人ひとりへの敬意は、政治的立場を超えて持つことができるはずです。
災害が起きたとき、国民の安全が脅かされるとき、厳しい環境の中で任務にあたる人たちがいます。その存在を当たり前と思わず、日頃から感謝と敬意を持つことが大切だと思います。
音楽隊の演奏は、そうした敬意を堅苦しくなく、自然に感じることができる機会でもあります。
今回の「陸上自衛隊中央音楽隊 川越公演」は、申し込みが必要な抽選制です。
入場無料とはいえ、チケットがなければ入場できません。また、未就学児の入場はできないとのことですので、参加を希望される方は申し込み方法や注意事項を事前に確認しておく必要があります。
川越で、自衛隊中央音楽隊の演奏を聴ける貴重な機会です。
音楽を楽しみたい方、自衛隊に関心のある方、親子で文化芸術に触れたい方、そして日頃から自衛官への敬意を持っている方にも、ぜひ注目していただきたい公演です。
私自身も、元自衛隊員として、そして一人の川越市民として、今回の公演を心から応援したいと思います。
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トクミヤ ユウキ/32歳/男
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