2026/6/2
こんにちは。井坂ともやです。
今回は、私が掲げる政策方針の一つ『高齢者も安心生活』についてお伝えします。
他3つの方針(『現役世代・教育への投資』『魅力発信』『政治をもっと身近に』)についても随時ご説明したいと思います。
政策の全体像についてはこちら!
私は、いくつになっても自分らしくいられる社会であってほしいと考えています。
年齢を重ねても、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられること。
また、誰かに頼るだけでなく、時には誰かを支える存在として関わり続けられること。
そして、障害や病気があっても、「このまちで暮らし続けたい」と思えること。
孤立することなく、社会とのつながりを持ち続けられる環境を整えることが重要ではないでしょうか。
それが、本当の意味での「安心」だと考えます。
この方針を実現するために、以下の3つの施策を軸に展開します。
・ライドシェア導入を含めた移動手段の確保
・高齢者の居場所づくり
・医療・福祉人材の確保
高齢になって車を手放した後も、買い物や通院などの日常生活に困ることなく暮らせる環境を整えます。
高齢化が進む中で、今後、免許を返納する高齢者はますます増えていくことが見込まれます。
これまで自家用車に頼っていた移動手段が失われることで、日常生活に大きな影響が出ることは避けられません。
その将来的な代替手段として、自動運転EVバスの実証実験が進んでいます。
しかし、特に山間地域においては、実現までにかかる時間や、バス停から目的地までの「ラストワンマイル」の問題、さらには道路環境の制約などを踏まえると、私は、現時点では現実的な移動手段とは言い難いと考えています。
一方で、現在運行されている乗合タクシーは需要が高く、利用者からも拡充を望む声が多くあります。
しかし、運転手の確保が課題となっており、単純に増便するだけでは対応しきれない状況も見えてきています。
こうした現状を踏まえると、基本的には乗合タクシーの拡充を軸としながらも、それだけに頼るのではなく、将来的な選択肢としてライドシェアの導入も含めて検討していく必要があると考えています。
地域の実情に合わせて複数の手段を組み合わせることで、持続可能な移動手段を確保していく。
その視点が、これからますます重要になっていくと考えます。
・乗合タクシーのサービス拡充(運行範囲や時間の拡大など)
・タクシー運転手の確保(時短勤務の推進など)
・ライドシェア導入
移動手段の確保にあたっては、まず現在の中心となっている乗合タクシーのサービス拡充を進めていきます。
具体的には、運行範囲や時間帯の見直しを行い、より多くの方が使いやすい仕組みへと改善していきます。
あわせて、サービスを支えるタクシー運転手の確保にも取り組みます。
収入の安定化や柔軟な働き方の導入、復帰支援などを通じて、長く働き続けられる環境づくりを推進します。
その上で、将来的な選択肢として、ライドシェアの導入についても検討していきます。
既存の交通手段を補完する形で、地域の実情に応じた柔軟な移動手段を整備していきたいと考えています。
・段階的な実証実験
・近隣自治体やタクシー会社との連携
・国の支援制度の活用
まず、乗合タクシーについては、既存の仕組みを活かしながら、サービスの拡充を進めていきます。
そのために、近隣自治体やタクシー会社と連携し、運行エリアや時間帯の見直しなどを行いながら、より使いやすい仕組みへと改善していきます。
また、広域的な連携も視野に入れることで、限られた人員の中でも効率的に運行できる体制を整えます。
既存の交通資源を最大限に活かしながら、持続可能な形でサービスの充実を図っていきます。
一方で、ライドシェアについては、制度面や安全性などの課題もあることから、段階的に導入を検討していきます。
いきなり全市的に導入するのではなく、まずは地区や時間などを制限し、実証実験として取り組みを行い、実際の利用状況や課題を検証しながら、地域に適した形を模索していきます。
また、導入にあたっては、国の支援制度も積極的に活用し、財源面での裏付けを確保するとともに、無理のない形で持続的に運営できる仕組みづくりを進めます。
さらに、既存のタクシー事業者との関係にも配慮しながら、あくまで既存交通を補完する形で導入を進めることも重要です。
高齢者の皆様が孤立することなく、人とのつながりや役割を持ちながら暮らせる環境を整えます。
私が高齢者の居場所づくりが重要だと感じる背景には、祖父の介護経験があります。
祖父は認知症を患っており、私が地元に帰ってきた頃には、すでに要介護2の状態でした。
その中で特に印象に残っているのが、免許を返納し、家で過ごす時間が増えてから、認知症の進行が一気に進んだように感じたことです。
もちろん、それだけが原因ではないと思います。
しかし、人との関わりや外出の機会が減ることが、心身に大きな影響を与えるのだと実感しました。
家族と同居していた祖父でさえそう感じたのですから、夫婦二人世帯や単身世帯では、より一層、人とのつながりが重要になると思います。
だからこそ、介護予防の観点からも、気軽に会話ができたり、レクリエーションなどを通じて交流できたりする場が必要です。
また私は、高齢者の皆様を単に「支えられる存在」としてではなく、地域を支える大切な存在だと考えています。
長年の人生経験や知識を持つ先輩世代の皆様に、常陸太田の未来のため、地域の課題解決に一緒に取り組んでいただきたいと思っています。
孤立や閉じこもりを防ぎ、地域とのつながりを持ち続けられる環境を整えることが、安心して暮らし続けられるまちにつながると考えます。
・公民館や空き家などを活用した交流拠点づくり
・高齢者と子どもたちの世代間交流の促進
・人生経験や知識を地域に還元できる「地域先生」のような仕組みづくり
これらの取り組みにより、高齢者の皆様が孤立することなく、人とのつながりや役割を持ちながら、いきいきと暮らし続けられる地域づくりを進めていきます。
まず、公民館や空き家など地域にある資源を活用しながら、気軽に集まり、人とつながれる場づくりを進めていきます。
また、高齢者の皆様が持つ経験や知識を、子どもたちや地域へ還元できる仕組みづくりにも取り組みます。
昔遊びや地域文化、農業や手仕事など、それぞれが培ってきた知恵や技術を伝えていただくことで、高齢者の生きがいや役割づくりにつなげるとともに、地域全体のつながりを深めていきたいと考えています。
高齢者の皆様を単に支えられる存在としてではなく、地域を支える大切な担い手として位置づけ、人とのつながりや活躍の機会を持ち続けられる環境を整えていきます。
・公民館や空き家など既存資源の活用
・地域団体や学校との連携
・小規模・段階的にスタート
これらの取り組みを進めるにあたっては、新たに大きな施設を整備するのではなく、公民館や空き家など、地域にある既存資源を活用しながら進めていきます。
また、町内会や地域団体、学校などとも連携し、地域全体で高齢者の居場所づくりを支えていける仕組みを目指します。
さらに、いきなり大規模に始めるのではなく、まずは小規模な形からスタートし、地域の声を聞きながら段階的に広げていきたいと考えています。
住み慣れた地域で安心して医療や介護を受け続けられる体制づくりを進めます。
常陸太田市は、周辺自治体と比べても医師数が少ない状況にあります。
令和4年時点の人口10万人あたりの医師数を見ると、常陸太田市は75人となっており、大子町93.8人、高萩市138.6人、那珂市109.4人、常陸大宮市147.2人、日立市191.7人と比較しても、厳しい状況であることがわかります。
さらに、常陸太田市は市域面積が広く、中山間地域も多いため、単純な数字以上に「医療へのアクセスのしにくさ」があると考えています。
医療機関までの移動距離が長い地域もあり、高齢化が進む中で、通院そのものが大きな負担になっています。
だからこそ、今後は医療従事者をどのように確保していくかが非常に重要になるのですが、一方で、地方自治体が単独で多くの医師を集めることは簡単ではありません。
そのため、訪問医療の推進なども含め、常陸太田市で働く、あるいは常陸太田市でも働ける仕組みづくりを進めながら、地域医療サービスを維持していく必要があると考えています。
限られた医療資源の中でも、必要な医療を受け続けられる体制をどう維持していくか。
その視点を持って、現実的な対策を進めていきます。
福祉人材の確保が必要だと強く感じる背景にも、祖父の介護経験があります。
祖父は常陸太田市でデイサービスを利用していましたが、その中で今でも印象に残っているのが、施設での様子を丁寧に記録してくださった連絡帳と、誕生日に手作りしてくださったプレゼントです。
そこには、見たことがないほど嬉しそうに笑う祖父の写真がありました。
私はその姿を見て、介護という仕事は、単に高齢者の生活を支えるだけではなく、その家族の日常や安心まで支えているのだと感じました。
家族に代わって日中見守ってくださる方がいるからこそ、多くの人が安心して仕事や生活を続けることができるのです。
一方で、介護現場では人材不足が深刻化しており、働く方々の負担も大きくなっています。
介護や福祉は、人生の最終期を支える仕事であると同時に、地域社会そのものを支える重要な基盤です。
だからこそ、現場で働く方々が無理なく、安心して働き続けられる環境づくりが必要だと考えています。
・巡回医療の推進などを通じた地域医療サービスの維持
・医療・福祉従事者が「常陸太田で働く」「常陸太田でも働ける」仕組みづくり
・奨学金返済支援や資格取得支援などによる人材確保
これらの取り組みにより、現場で働く方々が安心して力を発揮できる環境を整え、地域で安心して暮らしていくための医療・福祉を目指します。
まず、巡回医療の推進なども含め、必要な医療を地域で受け続けられる体制づくりを進めていきます。
また、近隣自治体や医療機関と連携しながら、複数地域をまたいで働ける仕組みをつくることは、限られた人材の中でも地域医療や福祉を維持しやすくなると考えています。
さらに、奨学金返済支援や資格取得支援などを通じて、医療・福祉分野を目指す方、そして働き続ける方を後押ししていきます。
・医師会や県内医学部、近隣自治体、医療機関、福祉事業者との連携
・まずは巡回医療や一部支援制度など、実現可能なものから段階的に導入
・ICTやデジタル活用による現場負担の軽減
これらの取り組みを進めるにあたっては、行政だけで抱え込むのではなく、医師会の広域マッチング事業を活用したり、県内の大学の医学部や近隣自治体、医療機関、福祉事業者と連携したりしながら進めていくことが重要です。
特に医療や福祉の分野では、人材不足が今後さらに深刻化していくことが予想されます。
だからこそ、一つの自治体だけで完結させようとするのではなく、地域全体で支え合う視点が必要だと考えます。
また、いきなり大きな制度を導入するのではなく、まずは巡回医療や一部の支援制度など、実現可能なものから段階的に取り組んでいきます。
実際の課題や現場の声を踏まえながら、少しずつ改善を重ね、持続可能な仕組みへとつなげていきたいと思います。
これからの常陸太田では、医療や福祉の分野において、人材不足がさらに深刻化していくことが予想されます。
もちろん、新しい人材を呼び込む取り組みは重要です。
しかし、それと同時に、今働いてくださっている方々が、無理なく働き続けられる環境を整えることが、これまで以上に重要になると考えています。
負担が増え続ければ、市外への流出や、他業種への転職にもつながりかねません。
そのためには、ICT活用などによる業務効率化だけでなく、場合によってはサービスのあり方そのものを見直していく必要もあると思います。
もちろん、それは痛みを伴う部分もあるかもしれません。
しかし、人材規模に見合わない形で無理を続ければ、将来的に医療や福祉サービスそのものが維持できなくなる可能性もあります。
「すべてを維持する」ことではなく、「必要なサービスを持続可能な形で守る」こと。
これからは、そうした視点が必要な時代に入っているのではないかと考えています。
私が目指すのは、年齢や健康状態に関わらず、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる常陸太田です。
そして、高齢者の皆様を単に支えられる存在としてではなく、経験や知識を持つ地域の担い手として、共に未来をつくっていけるまちを目指しています。
人口減少や人手不足という大きな課題があるからこそ、行政だけに頼るのではなく、地域全体で支え合いながら、誰もが役割と居場所を持てる社会を実現していきたいと思います。
高齢者支援、福祉政策について、アイディアやご意見がありましたら、以下からお寄せいただければと思います。
📩: [email protected]
お問い合わせフォーム:https://forms.gle/NrxfN7jTu8tjkKJ4A
最後までお読みいただきありがとうございました。
井坂ともや
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