2025/11/13
今回は、選挙で「投票したい候補者がいない」場合の3つの対処法について取り上げます。
「どの候補者も似たようなことを言っていて、別に投票したい人はいない」
「消去法で絞り込んだら、誰もいなくなってしまった」
「入れたい人がいなかったら、白紙で投票?そもそも行かなくていい?」
「もはやランダムでも、投票はしないとダメ?罰則は?」
そんな困った状況の方が、最終的にどうすればいいのか具体的な方針を探っていきます。投票時に困っている方も、ぜひお役立てください。
「投票したい候補者がいない」と感じたときの選択肢としては、次の3つが挙げられます。
どの選択が良さそうか、以下でくわしく検討していきましょう。
選挙に行かない、いわゆる「棄権」は良い候補がいない際の一つの選択肢です。
日本においては、通常の選挙で、投票しなかったことによる明確な罰則ルールは存在しません。ただし、自分に一票が与えられているにもかかわらず投票にすら行かないということは、実質的に「現状の政治をそのまま認める」行為。当然ながら、選挙結果は「投票した人」のみによって決まるからです。
あなたが投票に行かなければ、あなたが不満を持っている政治を推し進める政治家や政党が当選しやすくなります。投票しなかったことによって、「反対の意思を示した」とはまったく見なされません。
結果として、何も変わらず、あなたの生活も良くならないまま。少しでもいまの政治に対して不満があるなら、「投票に行かない」行為はとるべきでない選択肢です。
白票と棄権との違いは、白票の場合、少なくとも投票所までは行っており、投票用紙を投じるという行為はこなしている点です。しかし、通常の投票行為と異なり、何も書かずにそのまま投票するのが「白票」です。
「誰にも投票したくない」という意思表示のつもりで白票を入れる人もいますが、実際には選挙結果にまったく影響せず、ほとんど意味のない行動です。
白票は「無効票」として処理され、開票結果にも議席配分にも何一つ反映されません。
少しでも政治や地域の現状に対して変えてほしいポイントがあるなら、白票も選ぶべきとは言えない選択肢です。
3つ目は、「良いと思う候補者はいないけど、まだましな人を選ぶ」方法です。
この方法こそ、後悔が少なく、現状を動かす力を持ちます。
そもそも、選挙に立候補する人の中に、完璧な人や、あなた自身の主義主張と完全にマッチする人はいません。この社会には、政治が関わる無数のトピックがあり、すべてのトピックについて考えがあなたと一致する立候補者を期待するのは非現実的です。
そこで、すべての主義主張に賛同できる候補者を見つけることはいったんあきらめて、「政治を動かせる一票」に集中すると候補者を決めやすいです。
「今の良くない政治状況を変えられそうな、まだマシと思える候補者」を選んでみましょう。
ここでは、まだマシな候補を選び抜く際の具体的なポイントを紹介します。
現職が強い選挙区では、既得権益が固まりやすく、変化が起こりにくい傾向があります。
そこで、「現状維持の政治を進める可能性が極めて高い人(現職)」に票を入れるのではなく、「少しでも状況を変えてくれる可能性がある人」に票を入れるのです。「現職以外に投じる」こと自体が、今の政治への“NO”という強い意思表示になります。
「細かい政策の比較検討で投票先がなくなる」くらいなら、変化をもたらせそうな人にかけてみましょう。
候補者選びの際のより詳細な判断基準、具体的な絞り込み方については、別の記事でくわしく解説しています。「現職以外で」という方針だけだと決めきれない場合は、あわせてお役立てください。
「消去法で絞っていたら誰もいなくなってしまった」といったことが起きないコツもご紹介しています。
\選挙では、何に着目して判断すべき?/
参考記事:『選挙で何を基準に投票するとよい?判断ポイントと絞り込みのコツ…』
選挙で「投票したい候補者がいない」と感じるのは、多くの場合、今の政治に期待している証拠です。
にもかかわらず、投票したい候補者がいないからといって、投票に行かない行為(棄権)や何も書かずに投票する行為(白票)を選んでしまうと、実質的に、現状のままを容認してしまう矛盾した行動になります。
完璧ではなくても「まだマシな」候補を選ぶこと。現状の政治に少しでも変わるべきだと思うべき点があるなら、現状を変えてくれる可能性が高い候補を選ぶこと。その一票が積み重なれば、政治家の発言も政策も、少しずつ変わっていきます。
小さな積み重ねこそが、自分たちの生活を良い方向に少しずつ変えていくことができる一歩です。
\日々の積み重ねで政治が動き、生活も変わる!/
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オオツカ サトコ/59歳/女
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