2026/4/16
滋賀県の私鉄ローカル鉄道「近江鉄道」は、長年赤字に苦しみながらも
地域の移動手段として、必要不可欠な存在であり、
その存続のために2024年4月から上下分離方式の経営に移行しました。
上下分離の下部である線路や施設などのハードの部分は、
滋賀県と沿線10市町で作る「一般社団法人近江鉄道線管理機構」が保有・管理し、
上部の運行や営業のソフト部分は、「近江鉄道株式会社」が担う公有民営方式になりました。
30年間続いていた赤字から脱却して、一応黒字化することで、
引き続き地域の公共交通機関として存続する目途が立ち、
利用者や沿線自治体も安堵いたしました。
初年度の2024年度実績が5,200万円、2025年度の見込みは、
6,800万円の営業利益に落ち着く決算になりそうです。
輸送実績についても通勤・通学定期購入で+2.4%、定期外では+3.6%、
合計で+2.8%(+113,305人)の伸びとなり、
営業面でもかなりの改善・努力が見られます。
このように存続する見込みが立つことで、特に高校生、大学生などの
運転免許証を持たない層や高齢者で免許を返納した層が利用することが多く、
移動手段を確保する意義は大きいと思います。
しかしながら今後、保守・管理の費用も年々増加傾向が予想され、
滋賀県と沿線10市町にとっては多少なりとも財政に影響してくることも予想されます。
近江鉄道は「ガチャコン」という愛称で、私たち子ども時代から親しまれてきたので、
今となっては無くなって廃線となるということが想像すらできません。
歴史も古く創業130年という老舗でもあり、日本でも屈指の私鉄鉄道であり、
地元民からは本当に愛されている鉄道です。
先日もこの近江鉄道を題材に、シリーズ4作品目となる映画「ガチャコン4純愛編」が完成し、
上映会が八日市で行われて、たいへん多くの人たちが鑑賞いたしました。
ユーモアたっぷりで、知り合いもたくさん出演していたので、地元密着の映画製作という感じがして、
村山監督のセンスにも非常に多くの共感するところもありました。
次回作も楽しみにしつつ、引き続き近江鉄道を活性化させて、
盛り上げて永遠に存続させていければと、願っています。
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ホーム>政党・政治家>出口 まさゆき (デグチ マサユキ)>【甲賀市】地域の大切な公共交通を守るためにも必要な近江鉄道・上下分離方式を導入!