2026/3/15
「もう決まったことだから」と諦める前に、この物語を読んでください。 行政が一方的に進めようとした学校統廃合計画。それを住民たちが手を取り合い、自分たちの力で「白紙撤回」へと導いた、感動と執念の記録です。このブログは奈良県香芝市で起こった事例を私なりに解釈をして要約をしたものになります。万が一、私が異なる解釈をしていたら教えて下さい。
2023年3月、香芝市で「学校施設の再編等に関する基本方針」が策定されました。しかし、それは市民への十分な周知がない、いわば「聞かず知らせず」の状態で進められたものでした。自分たちの愛する学校が、知らない間に消されようとしている。 事実を知った住民たちの胸に宿ったのは、激しい怒りと「このままではいけない」という強い決意でした。
住民たちはすぐに行動を起こしました。結成されたのは「地域の学校を守る会」。 彼らが徹底したのは、以下の3点です。
徹底した可視化: チラシ配布やSNSでの発信を継続。
学びの場: 毎月のように学習会を開催し、計画の問題点を共有。
現場の声: 説明会では、大人だけでなく子どもや教師も声を上げました。
「学校をなくさないよう市長に伝えて」 志都美小学校の説明会では、小学生が勇気を持って発言。体育館は、住民の怒りと切実な願いで震えました。学校は単なる建物ではありません。避難所であり、地域の繋がりを維持する「街の生命線」であることを、誰もが再確認したのです。
運動は単なる反対表明に留まりませんでした。2024年5月の市長選挙を「最大のチャンス」と捉え、戦略的に動いたのです。
公開質問状: 全候補者に統廃合への賛否を問う。
公開討論会: 市民の前で直接、計画への考えを述べさせる。
この結果、新聞でも「学校統廃合が最大の争点」と報じられるほど世論が沸騰。ついに、統廃合の見直しを掲げた候補者が当選を果たしました。
そして2025年2月。市は公式ホームページで、学校統廃合計画の廃止を発表しました。三つの小学校は守られました。 「学校は地域の宝」だと諦めずに伝え続けたこと、そして「とにかく知ってもらう」ことに専念した誠実な活動が、地域の分断を防ぎ、勝利を導いたのです。
香芝市の事例が教えてくれるのは、「住民が本気で団結すれば、行政の決定さえも覆せる」という希望です。
① 情報は自ら取りに行き、広めること。
②「おかしい」という声を、一過性で終わらせず継続すること。
③ 学校を愛する気持ちを、言葉にして伝え続けること。
もし今、あなたの街で大切なものが奪われそうになっているなら、香芝の人たちが灯したこの希望を思い出してください。「手探りながらも出来ることをする」「行動を起こす度に必ず何らかの変化をもたらした」という事です。古河市民の皆さんの小さな積み重ねが私たちの街を変えていきます。あなたのできる小さな行動としてこのブログを発信していただけたら大きな一歩に繋がります。まずは、あなたの身近な人(両親、友人、職場や近所の親しい人など)へ古河市で起っている学校統廃合について伝えてみてください。次に「今の学校や地域の好きな所や思い出ばなし」を話し合ってみてください。その小さな共感が、未来を変える大きな種になります。最初の一歩を踏み出してみませんか?
【廃止】香芝市学校施設の再編等に関する基本方針について
https://www.city.kashiba.lg.jp/site/kyouiku/36289.html
香芝市小学校統廃合まとめサイト
https://gakkomatome.blogspot.com/

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