2026/7/8
7月6日、沼津市 高沢公園 再整備に関するシンポジウムに参加してきた。沼津市のホームページにシンポジウム開催について情報掲載があり、問い合わせると、沼津市民以外も参加可とのことで、申し込んだ。

沼津市、中央公園は大規模な再整備中、、、高沢公園 再整備とは、なにか?周辺住民以外だと、高沢公園どこって印象の人も多いはず。
今回、シンポジウムに参加した理由は、再整備後の賑わいの創出、主にイベント開催の視点から関心をもったことにある。
↓高沢公園とは?
沼津駅北口から徒歩10分程度にある公園、今後、イシバシプラザ(イトーヨーカドー)跡地に、イオンがくる、その周辺にある公園、開設から60年が経過し、再整備を計画している。

↑シンポジウムの資料より
(SNS等への資料掲載OKと確認済み)
沼津市主催、再整備に向けては、コンサルタント会社と協働。
↓シンポジウムの内容
①沼津市、コンサルタント会社より高沢公園再整備の基本方針、再整備にあたり、ここまでの経緯、今後のスケジュールなどの説明があった。
樹木で覆われた公園南東エリアを中心に再整備する計画。

公園南東エリアの写真(計画説明の数十分前に撮影、一瞬違和感をもったので撮影 森の中のような樹木、、、自然はあるのだが、公園として有効活用されていない?そもそも 手入れされているイメージは感じない それが違和感の正体)
この場所を再整備すると

木を切り、通路を整備することで、にぎわいの場に。イベントは、キッチンカーなどの開催を想定とのこと。

コンサルタント会社は、サルトコラボレイティヴ。エリアの価値を向上させる都市計画コンサルタント会社。
②整備コンセプト
SLが見守り、暮らしを育む高沢公園
再整備する=にぎわいの創出、イベント関連での集客効果を強調させることが多いが、この高沢公園は、地域住民の憩いの場所、交流とコンセプトにした あたり 中央公園再整備とは、ひと味違う内容になっている。

SLとは?
公園のシンボル=SL

(シンポジウム開始直前に公園を視察、写真にSLもうつる)
整備コンセプトと方向性を決めるにあたって、ワークショップを開催したり、地域住民から意見を募集したりした。具体的には、五中エリアの好きなところを1人50個あげてくださいとの課題に対して、意見が500集まった。
(急に出てきた五中エリア、、、これは、第五中学校のエリアとの意味だと思う。五月町に五中は、あるので、公園と近いとは言えない、五中エリアは、駅南にもあるらしい。なお、高沢公園 地図上確認すると、第一中学校のほうが距離的には近い)
意見500からキーワードを6つ分類、それが、整備の方向性。具体的には、見通しの確保など。

やはり、この写真を撮影したときの違和感 そのままが再整備の基本へ。安全性の確保 最優先。

空間デザイン、レイアウト
広場ゾーン、遊具ゾーンは、そのまま活用。東屋を4つ新設する???
③意見交換会
地域住民から様々な意見、要望が出ていた。全体的に地域住民の関心は、高く、沼津市が再整備してくれる(お金を出してくれる)ならば、再整備には、大歓迎との印象だった。
具体的な意見、要望
・防災倉庫問題勃発か?
高沢公園は、2つの自治会が共同で管理してきた過去があり、再整備エリアに防災倉庫がある。撤去となると、どこに必要なものを保管するのか?そもそも、2つの自治会は、別々に防災倉庫があり、再整備最大の懸念材料となる可能性。

現在の防災倉庫は、赤い枠あたり1つこれは、確認できた。写真では、黄色のあたりにも、倉庫がある。

必要なものと不要なものを整理しようと考えていたので、1つの自治会と住民は、いい機会だと前向きな考え。一方、もう1つの自治会は、協議難航する可能性がある。
・高齢者も使える遊具を設置してほしいとの意見

個人的にも、既存の遊具をそのまま使うって再整備方針には疑問。
・防災の拠点としての考え方は?
→避難所ではないとの考え方を沼津市、またはコンサルタント会社が説明したが、住民側は、第一次避難場所だと、聞いている。と主張し、すれ違いが目立った。
(避難所=学校などの公共施設とのイメージもあるが、実は、第1避難場所は、空き地、公民館、公園など身近な場所となっていることが多い。例えば、大きな地震発生した さぁ、みんなで学校へ避難だとは、ならない。まずは、1人1人安全の確保、地域住民の点呼、公共施設への避難が必要な場合にも、その前にステップがある、公園が第1避難所、または、第2次避難所に指定されている可能性が高く、住民側の意見があっていると思う)
・騒音問題
キッチンカーイベントで、すでに騒音問題が発生していて、心配との意見。貸し出す際に基準づくりをしてほしい。
→現在、中央公園再整備中のため、高沢公園のイベント使用の需要が伸びている。一方で、騒音に関する基準は、特に決めていないとの説明。
え?騒音に関する基準決めてないのに、貸し出しているの?沼津市 適当すぎるなと、個人的には感じる。住宅街の真ん中でイベント、周辺には大型マンションあり、、、これで、騒音に関する基準ないって、ありえない。貸し出すときに、大音量でもOKって容認していて、地域住民側は、騒音で悩んでいるのは、住民と行政のすれ違いってこれか、、、
だから、沼津市の投票率低いのも納得。住民の気持ちと行政側の気持ちで、多数 すれ違いが発生しているのかなと感じる。(沼津市では、市長選、市議会議員選、両方投票率40%以下 最近、各地の選挙は、投票率向上傾向にある中で、沼津市の40%以下は、圧倒的に悪い投票率)
・木を切らないで(できるだけ残してほしい)との意見
他にも多数 意見があり、意見交換は、事務局側で、一方的に打ち切られた。(終わり方って重要。個人の感想で、和やかなムードで終わる、紛糾して終わるなどなど、いろいろあるが、今回は、時間がきたので終わるとの趣旨で打ち切られた)
「時間すぎています」ならば、納得なところ、時間きたから、終わりは、運営的には、うまいやり方とは言えない。ラスト1人とか、ほかに発言したい人いませんか?って聞いて、終了すれば、よかったのに、終わり方は、謎しかなかった。(私は、発言していないので、最低限 1つは発言したかったなと、、、意見や質問は、約20個用意していた)
打ち切られたとの印象で終わるシンポジウムを毎回しているのかなと疑問に感じた。電話や営業のマニュアルには、必ず、最後に「ご不明な点は、ありますか?」と聞くように どの世界でも徹底している。 ラストさえ、イメージよく終われば、あとからのクレームも減るとの定説は、どの業界も常識になりつつある。なのに、シンポジウムの終わり方、雑だったとは、残念だなと思う。
↓シンポジウム参加した感想
公園の再整備に関して、地域住民が多数集まっていたことに驚いた、地域住民の関心の高さを感じることができたので、高沢公園の再整備に期待したい。一方で、にぎわいの創出、イベント関連の視点から再整備をみると、とても、残念だと感じる。ポテンシャルの高い公園なので、にぎわいの創出を中心に再整備したほうが交流人口が増えると思う。シンポジウムのラストは、残念すぎて、コンサルタント会社が、これまでの実績に自信をもちすぎて、シンポジウム運営に集中できていない部分もあり、今後、不安材料の1つだなと感じた。
コンサルタント会社の特徴として、都市計画コンサルタントとしての実績は、素晴らしいが、住民に寄り添うことができるのか、、、今後のキーポイントは、ここになると思う。
↓独自の視点(気になったことを独自の視点から意見してみる)
①SLの始まりの物語を知りたい
公園のシンボルがSL、歴史的に重要、それは理解したが、なぜ、この公園にSLがあるのか?どんな経緯で、公園にSLを設置されたのかは、知りたい。

地域住民には、当たり前のことかもしれないが、調べてみた。「D52」蒸気機関車。昭和19年に製造されて以来、日本最大級の貨物機関車として、東海道線や御殿場線などで活躍した。御殿場線の電化にともない、北海道に送られましたが、昭和48年に廃車となり、車両としての役目を終えた。
この歴史を記入しないで、SL中心の公園再整備って ありえないなと。重要なところが抜けているように感じた。
②トイレは、どうなる???
中央公園再整備に関する資料をみていると、再整備する理由の1つがトイレだった、と記述されていた。トイレ入りにくいと主に女性からの声をうけて、再整備計画は、策定されている。
今回、高沢公園の再整備、トイレってどうなるのか?曖昧な表現。

現在のトイレ写真は、3.景観デザイン統一と魅力の再定義の左側に外観写真がある。

後ろ側から みると、こんな感じ
説明の中で、トイレリニューアルって言葉が出てきたが、イメージ図には、トイレそのものがない

緑の枠あたりに、現在のトイレがあるはず。再整備=トイレの位置、重要な要素だが、ここまでスルーしているのは、謎すぎる。トイレの視点をスルーしていては、この再整備失敗する可能性がある。あえて、トイレ問題をスルーしたのは、なぜか???
予算上の問題?それとも、トイレの重要性に気づいていない?トイレの位置や現状について、地域住民と真剣に話し合えない再整備計画って、めちゃくちゃ危険だなと。大人の事情から逃げる体質、一瞬で感じとった。
仮に地域住民が、現在のトイレ入りにくいと感じていた場合、この再整備計画が成功しても、地域住民の満足度アップにつながらない。
③広場と遊具ゾーン両立は、非効率

本気で再整備を考えると、狭いと言えない公園 有効活用策を考えるのが自然。遊具エリア、広いのに、広場ゾーンまである。そもそも、遊具の使用頻度って、種類ごと、調査する必要がある。有効活用って視点が抜けているような気がする。広場ゾーンを残すならば、広場の隅にステージをつくり、イベント開催したほうが、よい。
④神社の考えた方

イメージ図によると、公園と神社、一体的に見通しする計画 青い枠のあたり 一方で現在の神社の写真が↓見通しの点では、再整備は正解だが、神社部分も一体的にすると、神聖に場所が軽くみえるような気がする

三島大社や富士宮市の浅間大社、神社の周辺の樹木をスッキリすれば、いいなんて、話は 聞いたことがない。個人的には、基本的にシンプルさを重視するが、神社 この樹木 邪魔だからって考え方、周辺住民には、この神社周辺の樹木伐採には、反対してほしい。神社を残すならば、樹木は、セットかなと。個人的には、気になる。
⑤東屋作りすぎ問題

今回、再整備計画、東屋が4つも出てくる。なぜ、トイレ問題スルーして東屋4つも具体的な位置まで想定しているのか???
住民のため?いやいや、これってコンサルタント、建築会社のためじゃないの???って違和感しかない。
ちなみに、様々なイベント会場に行くとわかるが、東屋が有効活用されているって光景は、まず、見かけない。
説明では、猛暑対策で、、、東屋と言っていたが、猛暑ならば、公園利用しない、コンサルタント視点と、公園者視点がズレているから、東屋たくさん、作りましょって発想になる。
東屋の設計、建築、これで、公金ビジネス???ってイメージしかない。こんな見え方になる資料づくりするのは、プロとしてレベルが低いと思う。
⑥民間活用の可能性???
既存の施設、公会堂を民間活用し、カフェなどの施設を導入、、、
最近 県知事が多用している言葉なので、めちゃくちゃ不安。浜松新野球場、県立新図書館 お金がないと、民間活用、、、って言い出す。便利な言葉だけど、具体性がない。
今回も公会堂を古民家風カフェみたいに、言ってるが、そもそも、公会堂って耐震性とか大丈夫なんだろうか??? 空き家リノベーション→古民家風カフェの流れで、書いてあるだけならば、あまりに適当すぎる。
計画策定の前に、民間活用導入調査が実施されるのか?それとも計画策定後に、調査か、で流れは、変わると思う。この民間活用の施設概要もないのに、東屋だけ、具体的に示されているのは、違和感がある。
⑦ネイバーフッズ民
五中エリアに住む地域住民、この公園再整備に関して、ネイバーフッズ民と呼ぶ人をターゲットにしていこうと、造語を作ったらしい。関心の高さと、この横文字の造語、本当に大丈夫かなと逆に不安になった。形から入るタイプは、失敗する。という流れの典型的なもの、、、
そこまで盛り上がっているならば、ガバメントクラウドファンディングにチャレンジしてみれば、いいのかなと感じた。
トイレ問題含め、予算が限定的ならば、クラウドファンディングで資金を集めるのは、有効な手段。
⑧沼津市の管理不足が本質?

沼津市所有の公園なので、沼津市が管理すべき公園。なのに地元愛護会など、地域2自治会が管理してきた。そもそも、その点が不思議。
緑の基本警戒、パークマネジメントプランの策定時、沼津市が管理維持することをしっかり決めていないので、樹木問題が発生した一因。
沼津市議会議員を含め、公園管理の基本から計画策定を見直す必要があるが、シンポジウムに市議会議員は、いなかったように感じた。
本来は、毎年、公園の維持管理のために沼津市が予算化し、草刈りなどの業務委託を発注すべきで、根本には行政の怠慢がみえるような気がした。
再整備エリア外の北側も視察したが、しっかりと、手入れされている公園との印象は、受けなかった。
沼津市にトイレの件は、問い合わせてみた。予算の影響以外にも、複数要因があるらしい。知っていて、わざと、スルーしたみたいなイメージになると、将来、困るのは地域住民、、、
トイレに関する地域住民との意見交換会を提案してみた。地域住民は、今のトイレの位置や施設のイメージ、どう感じているのか?
もし、入りにくい、使いにくいと感じる意見があるとすれば、それは、どのくらい重要な部分になるのか?
再整備するならば、入りやすい、使いやすいトイレに位置も含めて、変えてほしいとの意見があるのか?ないのか?そのテーマをスルーして、令和10年に工事がスタートしようとしている。トイレ問題解決してないのに、東屋4つ、って、本当にプロの仕事なのかなと、疑問を感じる。
予算がないのならば、クラウドファンディングで集めるくらいの気持ちが必要だと思う。
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