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黒田 こうへい ブログ

【選挙の票読み&選挙前に調べること】東京都議会議員選挙の結果について

2025/12/6

こんにちは、今回は選挙についての総括です。都議選(6月22日)と区議選(11月9日)についての2本にわけてブログにします。
今回はその1本目で都議選の活動内容と選挙前の票の読み方などです。

まず、出た選挙が都議会議員選挙の葛飾区選挙区で、投票率が45.34%。
選挙の結果なのですが、約1万527票で落選。当選ラインまで1万2000票ほど足りないという結果になりました。
投票してくださった1万527人の皆様ありがとうございました!

活動内容としては、ポスティングとビラ手渡しと駅頭がほぼ全てで、ネット広告などはやってません。

なんでネットやらないの?と聞かれるのですが、ネットをやってない理由としましては、葛飾区は有権者の高齢化率が30%くらいあって、かつ、投票率が低い傾向にあるので、選挙にいく層にネットが刺さりにくいのではないかと考えて、ネット広告ではなくポスティングやビラ手渡しなどにしてます。

【追記】
実際に葛飾区議会議員選挙の時に私の選挙ドットコムのアクセス数は50万程度になっていて、投票日前日は国民民主党の候補者よりもアクセス数は多かったです。
アクセスした人の多くが、選挙区外からだと思われますが、他の選挙区対比で、ネットでのアクセスが多くても、投票には繋がりにくいかと思います。
 


・選挙前のポスティング枚数が10万5000枚、選挙本番の新聞折り込みが13000枚。合計11万8000枚
・ビラ手渡しが選挙前2000枚、選挙期間が3000枚です。
手渡しする分と新聞折り込みに回す分をどう決めたかですが、

私の場合は、ボランティア0人、私一人でビラを手渡し出来る枚数が、1日500枚から600枚なのですね。そこから、雨が降った場合に、ビラの受け取りが悪くなることを差し引いて、ビラ手渡し3000枚としました(梅雨の時期で選挙期間は9日)。選挙期間中ずっと晴れだったので、途中でビラが足りなくなりました。余るのが一番ダメなので少し足りないくらいがちょうどいいと思います。

新聞折り込みは、折り込む新聞社が重要で、朝日新聞と産経新聞購読者では投票行動が違うので、自分との相性が良さそうな新聞社を選びます。

私の場合は、全て日経新聞に折り込もうとしたのですが、葛飾区は日経新聞購読世帯が少なすぎて、日経新聞だけでは、折込枚数が全然足りないので大部分を読売新聞に折り込みました。

私の場合は、ビジネス層や政策をちゃんと読んで投票する層がメインターゲットなので、選挙ビラは表面の右側が写真にして、左側をビジネスでいうところの職務経歴書、裏面に政策をぎっしり書く。というようにしたのですね。⇒民間企業の採用活動のイメージ。
新聞読む人たちなら、A4-1枚のチラシくらいすぐ読んでしまうでしょうし、日経新聞購読層なら私のキャラクターが刺さるはずなので、ビジネスの採用活動のエントリーシートみたいな形にしました。

余談ですが、他の陣営も日経新聞に折り込もうとして「世帯数が少ない!」ってなったそうです。あと、よく勘違いされてるのですが、候補者同士仲が悪いと思ってる人が結構いるのですが、実はそんなことなくて、互いに場所譲り合ったり、情報交換しています。

そして、選挙本番は、選挙カーなし、事務所なし、ひたすら駅にいるという方法で無所属新人が2か月で1万527票をとりました。

都議会議員選挙は政党選択選挙とされているので、無所属の新人が1万票とるって結構難しくてですね。今後挑戦する人たちの参考になればうれしいです。
 

次に、選挙全般の組織票と票読みについてですが、投票率が何%だろうと候補者が誰であろうと組織票が大体一定という話なのですが、
 

例えば立憲民主党でいうと、葛飾区の投票率は50%、40%、45%と変化しているのですが、

投票率がどうなろうと、候補者が【議員でも、会社役員でも、弁護士でも】全く変わらずに約1万5000票なのですね。ということは、今回の投票率45%が50%↑になろうと55%↑になろうと立憲民主党の得票数はほとんど伸びないと見れるのですね。

これは、都民ファーストも同様で、

前回2021年は投票率40%で 2万3000票、今回は45%で2万2000票。

候補者が都議会議員でも、区議でも変わらない。だから今回も立憲民主党は15000票、都ファは2万2000票くらいはとるだろうとみるわけです。

次に再生の道ですが、再生の道は、石丸伸二さんに投票した人の約3割が再生の道に投票しているという結果でした

これは、隣の足立区も葛飾区も同様に3割となっていたので基礎票として石丸伸二さんの3割あったとみなします。

再生の道は過去のデータがないので、私が事前にどのように票を予想したかというと、2017年の都民ファーストを参考にしました。

葛飾区では都ファブームで6月の都議選5万票獲得して、その後の希望の党で失速した結果、11月の葛飾区議会議員選挙では約1万票まで落ちていたのですね。

都ファブームの5万票と石丸さんの獲得した5万票が同じだったのですが、都知事選から時間は経っていたものの再生の道は希望の党のような状態にはなっていなかったので1万+αの1万から1万2000票くらいと読んでいました。

自民党公明共産については(今回は自民党は逆風での選挙)、直近の国政選挙と過去3回程度の都議の票の減少から票を予想して、自公は減らしても当選確実、共産については、当選確率は高いが、場合によっては2万前半で、都ファと並ぶ可能性があると予想していました。結果としては自民公明共産においても、獲得票数はほぼデータ通りとなっています。
 

なぜ、こんな風に事前に票読みをしているかというと、選挙にかけるお金と時間というリソースの配分を考えるためなのですね。選挙にはお金と時間がかかるので、まったく可能性のない選挙に全財産を投入して数年間は選挙に出られない状況になるわけにはいかないのですね。そのため、選挙に出る出ないの決定と出る選挙区の選定、落選した場合に致命傷にならないようにするために、事前に票を読む必要があるのです。
 

で、【他人の分析はわかったと。黒田。お前はどうなんだ?勝算はあったのか?】という最も重要な問題なのですが、ここで一番重要なのが、投票率なのですね。無名の無所属は新人は投票率が低いと絶対に勝てず、投票率が高いとぎりぎり当落線上にのるという構図なのですね。

今回の都議選挙は、参議院選挙の前哨戦で投票率が上がるとみられていて、

NHKの大規模調査では、49%が「必ず行く」、34%が「多分行く」と答えていて、この多分行くと答えた人の1割が投票に行けば、投票率が52%(49%+3%)実際の45%よりも約2万6000人無党派の票が増え、「多分行く」2割が投票に行けば56%で約4万1000票無党派の票が増えるのですね。

ここで最初の説明を思い出してもらいたいのですが、投票率が50%だろうと40%だろうと45%だろうと主要政党の得票数はほとんど変化していないのですね。

無党派の投票行動は、無党派の良い候補者に投票するか、それか、その時流行っている政党に投票するのですね。なので、ここから先の投票率の上昇の多くが、国民民主党か私(もしくは再生)に大きく投票されることになります(自公共は逆風・減少傾向。立民・都ファは投票率が上がっても得票数に大きな変化なし)。

なので、NHKの調査通り投票率があがれば、私が当落ラインまで行ける可能性が高まるという計算になります。

ただ、結果としては投票率45%と非常に低い結果になったので、49%の【必ず行く】の人、行ってないじゃん!っということになりました。

組織票が強い葛飾区において投票率が50%を下回ると私に勝ち目はないので今回の都議会議員選挙においては最下位で落選となりました。
 

そして、葛飾区の場合は、都議会議員選挙の直後に区議会議員選挙が行われますので、今回の都議会議員選挙が、この後の葛飾区議会議員選挙に続きます。

選挙第2弾で葛飾区議会議員選挙の解説を作ります!

それでは!
 

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著者

黒田 こうへい

黒田 こうへい

選挙 葛飾区議会議員選挙 (2025/11/09) 1,934 票
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葛飾区議会議員選挙

肩書 日本証券アナリスト協会代議員、大手金融機関金融専門職(資産運用業務)
党派・会派 無所属
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