2026/6/30
【災害時の避難所生活について(伊丹市議会・一般質問にて)】
こんにちは!伊丹市議会議員の
前田伸一郎です。
令和8年6月市議会における私からの一般質問を
3回に分けてお伝えしたいと思います。
今回の質問は
「障がいのある当事者及び家族の方々が安心・安全に過ごせるまちへ」
という大きなテーマのもとに質問しました。
1回目は
「災害時の避難所生活について」
です。
<現状>
📍国は避難所運営について、「場所への支援」から「人への支援」へと考え方を転換し、一人ひとりの状況に応じた配慮を求めている。
📍障がいの種類や特性によって避難所で困ることは異なり、それぞれに応じた支援体制の整備が重要である。
📍避難所のバリアフリー化や福祉避難所の整備は進められていますが、災害時に十分な支援が受けられるのか不安を感じる声もある。
📍特に、大規模災害時には障がいのある方や要配慮者が安心して避難生活を送れる環境づくりが課題となっている。
<質問事項>
(1)障がいの特性に応じた避難所での支援について、現在対応できていることと、今後検討が必要なことをどのように考えているのか。
(2)指定避難所におけるスロープなど、バリアフリー法に基づく設備整備の現状と課題はどうなっているのか。
(3)福祉避難所はいつ受け入れが始まるのか。また、現在の39施設で十分な受け入れが可能なのか、今後の拡充についてどのように考えているのか。
<回答(市長付参事)>
(1)への回答
🔵避難所のバリアフリー化や多目的トイレの整備、段ボールベッドの備蓄、筆談ボードなどを活用した情報伝達を進めている。
🔵避難所運営マニュアルに福祉避難スペースを位置づけ、医療機器用バッテリーに対応する発電機も備蓄している。
🔵一方で、視覚障がい者への音声案内や音声コード、手話通訳者の迅速な配置、専門的な栄養管理などは今後の検討課題と認識している。
(2)への回答
🔵学校施設を中心に一定のバリアフリー化は進んでおり、新しい施設では移動等円滑化基準に適合したスロープや手すりを整備している。
🔵一方で、古い施設では基準を満たす十分な幅員や勾配などの確保が難しく、災害時には簡易スロープで対応する施設もあると考えている。
(3)への回答
🔵福祉避難所は災害発生後72時間を施設の安全確認や体制整備の期間とし、その後順次開設する。
🔵学校などの避難所で受け入れた後、保健師等と相談しながら受入施設との調整を行い、対象者へ個別に通知する。
🔵最大規模の災害では全ての要配慮者への対応が困難となる可能性もあり、今後も民間福祉施設や医療機関との協定締結を進めていく。
<市長付参事からの回答を受け、前田伸一郎による2回目の発言>
📍大規模災害時には、全ての要配慮者への対応が難しくなる可能性も踏まえ、市民の生命と暮らしを守る基盤づくりを引き続き進めていただきたい。
📍車いす利用者や視覚障がい者の移動、発達障がいのある方の落ち着ける空間づくり、聴覚障がい者への配慮など、避難所には障がい特性に応じたさまざまな支援が必要である。
📍見た目では分かりにくい障がいも含め、当事者の方々が安心して避難生活を送れる環境づくりが重要であると考えている。
📍実際に避難所生活を経験された方や当事者の皆さまの声をしっかりと聞き、今後の避難所整備や支援体制づくりに生かしていただきたい。
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