2026/3/21
人口の「社会増」について、日本全体で見ればパイの奪い合いになるため、手放しに喜べないのではないかと思っている。人口が二極化し、地域間の格差が広がるという懸念からだ。
3年ほど前、人口減少はネガティブなことばかりではなく、食糧問題の緩和など、ポジティブな側面もあるという意見に初めて出会った。減少そのものが悪いのではなく、適正な規模へ向かうことが大切だという考え方だ。
明治期に開通したJR武豊線は地域に大きな変化をもたらし、武豊町周辺への人口流入を促した。その後、武豊町の人口は100年余りで約4倍にまで増加した。
港と鉄道を起点に発展してきた武豊町には、さまざまな時代を経てもなお、外からの人を受け入れやすい空気があるように感じる。私自身も祖父母は九州出身で、半田市から武豊町に引っ越してきた経験がある。周囲にも、ルーツが別の地にある方が多い。
私は、『NARUTO』の血継限界のように受け継がれる何かを持つ家柄と、私の祖父のように分家の次男として新たに根を下ろした家とが、共に暮らしていけるだけの器量がこの武豊町にはあるのではないかと思っている。
友人から、自分の住む地名の由来を調べた話を聞いたのをきっかけに、中断していた武豊町の歴史調査を再開した谷川でした。
次回は、調査を進める中で、なぜそうなったのかという考察までできたら書きたいと思います。
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ホーム>政党・政治家>谷川 健一郎 (タニガワ ケンイチロウ)>根を下ろす町、武豊 ― 人口社会増が問いかけるもの