2025/8/12
今年度の視察先、私が所属している厚生委員会としては、熊本県熊本市と荒尾市、長崎県長崎市。
熊本市では健康増進の取り組みとして「健康寿命」に重点を置き、いかに元気で過ごすことができるか、そのための仕組み作りと環境整備に取り組んでおられました。
「居心地が良く歩きたくなるまちなか」を目指す都市として「ウォーカブル推進都市」の取り組みを国交省とともに進めてきた経緯の中、気軽に楽しみながら生活習慣の改善に繋げられるよう共通のアプリで地域性を大切にした取り組みは素晴らしいと思いました。
国交省によると、1日に歩く歩数を1,500歩増やせば医療費を年間約35,000円抑制することができるということですから、予防医療的な取り組みはあらゆる面で価値がありますね。

荒尾市ではデジタル技術を活用した福祉施策「フォーネスビジュアス検査」について伺いました。
官民連携のデジタルヘルスケアの画期的な取り組みとして、少量の採血により将来の病気の発症リスクがわかるという「フォーネスビジュアス検査」、、、初めて耳にした言葉です。
詳細な検査をして終わりではなく、ここから荒尾市職員さんのきめ細やかな工夫が感じられます。
そもそも、デジタル健康手帳の前身として荒尾市独自の「あらお健康手帳」があったからこそ実現したこの事業です。市民の健康に関する情報を一つの手帳でわかりやすくまとめる、行政、医師会、熊本大学が共同で開発したツールです。この健康手帳を元にデジタル化を図り、詳細な検査が必要な人に情報がきちんと届くようになりました。さらに検査後にはリアルなやり取りの機会を作っていくというところがポイントだと思いました。
今のご時世、デジタル化も必要不可欠なことではありますが、それだけでは人の心は離れてしまいます。地域の繋がりが希薄化し核家族化、少子化も進む中、デジタル化と共に気持ちの繋がりや地域の絆も深めていく施策が必要だと改めて感じました。
長崎市では長崎原爆資料館の平和施策について、ガイドさんに詳細なお話をしていただきながら資料館の見学もしました。

長崎市では、原爆が投下された8月のこの時期だけではなく、平和について皆でじっくり考えるイベントととして秋場にも平和の文化キャンペーンを設定するという施策でした。
日常の中で平和について考えるということ、ぜひご家族でお子さんも交えて、そして国籍や言語や文化の違いなども超えて、深めあっていきたいことですね。
戦後80年を迎える今年、我々現代に生きる者として次世代に何を残すのか、、、しっかりと考え行動しなければならないと思います。核爆弾投下は国際法にも違反している決してあってはならない非道な戦い方です。過ちを繰り返さないのはもちろんですが、それは日本だけに限ったことではなく、戦争を企てた者、開戦に向けて水面下で動いていた組織、軍需産業で成り立っている国々、そういった全世界の問題ではないでしょうか。
世界で唯一の被爆国として、戦争に関してはそれがどんな戦争であったとしても即座に停戦を求めるという立ち位置のはずです。
世界の平和のために、現実から目を背けず日本が歩んできた歴史や現在の日本の状況を正しく理解し、ご先祖様に恥ずかしくない生き方であるか、子供たちに胸を張ってその生き様を見せられるのかどうか、常に心に問いかけながら生きていきたいと思いました。

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ヤマモト マミ/47歳/女
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