2026/5/7
お元気ですか?荒川区議の大月です。

先日、都立R&Dセンター白鬚西に行った際に、事務局から紹介されたのが1社目がMizLinx社でした。この会社は海洋観測IoTシステムを開発しているそうです。私は昔々、海水浴に行ったぐらいで、海にはド素人なので、社長さんのお話を興味深く伺いました。この会社は、海の見える化を目的として、漁業や環境保全、海洋産業の課題解決に取り組む企業であり、ただ、海のない荒川区内で活動されていることがちょっと気になりました。
MizLinx社の事業は大きく2つ
① 自社製品「MizLinxモニター」の開発・販売
MizLinx社の主力事業の一つが、自社製品の販売です。代表的な製品である「MizLinxモニター」は、海上に浮かべて使用する観測機器です。太陽光パネルを搭載し、自ら発電しながら稼働する仕組みとなっています。
水中にはカメラを設置し、映像データを取得します。さらに各種センサーにより、以下のような情報を収集できます。
水温 溶存酸素 塩分濃度 濁度 クロロフィル量 流向・流速 水中音 など
私には詳しいことは分かりませんが、これらのデータは通信を通じて陸上で受信でき、現地に行かなくても海の状態を把握できるとのことです。これまで経験や勘に頼る部分も大きかった海の管理に、データ活用という新しい価値をもたらしていると感じました。
さらに現在、水中ドローンの開発も進めているそうです。従来の固定カメラでは確認しにくかった場所も、移動できるドローンであれば、さまざまな角度から情報収集が可能になります。海中の立体的な把握や、より精密な調査につながることが期待されます。今後の新製品展開にも注目です。
② 海洋調査の受託サービス
もう一つの柱が、海洋調査の受託事業です。
例えば、「以前より魚介類が獲れなくなった」「海中環境に異変があるのではないか」といった課題を抱える自治体や漁港などから依頼を受け、現地調査を行います。
高解像度カメラや各種センサーを海中に設置し、映像・動画・数値データを取得。その結果を分析し、地元の漁業関係者など現場を熟知する方々と意見交換を重ねながら、原因を探っていくとのことでした。
単にデータを集めるだけでなく、現場の知見と科学的根拠を組み合わせて結論を導き、報告書としてまとめる。まさに“現場に寄り添う技術企業”だと感じました。
【続く】
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