2026/7/31
今日の話題は「為替介入」です。
結論、「国家財政に懸念がある場合、為替は下がる。」です。
<今日の見出し>
1.為替介入、その効果は?
2.食料品消費税減税の財源不明 財源不明だと為替安
3.“骨太の方針”370兆円の投資 財源不明、これも為替安の要因
1.為替介入、その効果は?
昨日深夜、為替介入が行われたようだ。私は、このご時世の為替介入は、“アリバイ”づくりと言ってきた。為替介入するには、全く効果が無いとは言わないが、❝害多く利少ない❞から不適だ。
ニューヨーク連邦銀行もレートチェックを行い為替介入を援護射撃をしたようだ。また、FRB(米国連邦準備委員会)のウォーシュ議長の発言に対する市場の反応が、いわゆるトリプル安になったことは為替介入を後押しした形だ。しかし、為替は6円弱、円高に振れた程度で、現在は、1$=160円台になっている。前回は、11.7兆円使って1ヶ月、今回の額・効果がわからないので何とも言えないが、為替安・物価高、競争力低下、借金増など良い方向に行ってるとは思えない。
基本的に国家財政に懸念がある場合は、信用度が下がり、金利は上がり、為替は下がる。
また、通貨安のドルに対し、日本政府の為替介入、NY連銀のレートチェック、FRB議長の失言という追い風でも、円安が続いている。
2.食料品消費税減税の財源不明 財源不明だと為替安
高市総理から、来年4月から2年間限定で、食料品に限定して消費税8%→1%の表明があった。
財源不明なので、当然ながら、財政懸念、信用度低下、金利上昇、為替低下に陥る。その前には、いわゆる骨太ショック、財源が不明ながら、“骨太の方針”で370兆円の投資を表明している。
投資そのものは良しとして、間接・直接を問わず、低・中所得だけに負担させるのは異議を感じる。
また、消費税減税で低所得者を中心に生活苦を緩和できれば、まだ良いが、酒税のように、税金を下げても値上がりで、効果は少しにならないよう願う。(2026年10月、ビールが計29円減税されるが、値上がりで24円上昇していて、差し引き5円しか下がらない)
3.“骨太の方針”370兆円の投資 財源不明、これも為替安の要因
“骨太の方針”の国民アンケート、「うまくいかない」と思う人が7割、「うまくいく」と答えた人が一桁の割合、という結果に終わった。特に、過去の“骨太の方針”クールジャパンは、失敗が確定し現在清算に入った段階だ。高市総理も、経済再生担当大臣、自民党政調会長として関与した案件なので、失敗予想は当然と言えば当然だ。
過去の“骨太の方針”、エルピーダメモリ(半導体)、MRJ(国産ジェット機)、クールジャパン(アニメ・グルメ等複合)など全て失敗したが、失敗を教訓にしていないことが最大の問題だ。
私が、考える課題解決策は以下の通りだ。
①開始前評価 (評価者する人・組織は、第三者の立場)
②中間評価 ( 同 上 )
③評価に基づく「進む・停める・やめる」のルール作り
海外のアナリスト(分析者・助言者)によると、“骨太の方針”重点17分野のうち6分野は、始まる前から無理との烙印が押されている。ことの真偽はさておいて、赤字国債によらず、財源を明らかにしてない370兆円は、増税かどうかは別にして国民の血税だ。17戦17勝とは言わないが、価値ある投資にしてもらいたい。(個人的には、もう“骨太”という言葉はやめない と言いたい。)
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>とみおか 政幸 (トミオカ マサユキ)>7/31 〝為替介入〟(政治経済)