2026/7/9
2027年3月31日までに400冊読む修行🏋️♀️
現在 339/400冊
題名 『令和残侠伝』
所感「本書によると、日本で難民と認められずトルコに帰った人が国から迫害された例はなく、その多くは正規のパスポートで普通に出国してきた人です。そして埼玉県川口市には働くために来て滞在をのばそうと申請を何度もくり返す人が今も多いそうです。つまり日本だけ入口がゆるいままでは途上国から次々と人が押し寄せてしまうと感じました。」
📘本の概要📘
本書で最初に語られるのは、情報とのつき合い方です。まず具体的な話をします。著者は毎朝起きるとすぐ、アメリカのトランプ大統領が自分で書いたSNSの投稿に目を通すそうです。
テレビや新聞の解説を読む前に、まず本人の生の言葉を確認する。これを本書は、一次情報(簡単に言うと、だれかに加工される前の、元になった情報)に当たる、と呼んでいます。なぜここまでこだわるのか。ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポスト、CNNといった大きなメディアでも、伝え方にかたよりがあることが多いからだと本書は言います。2番目、3番目と人の手が加わった情報だけを見ていると、いつのまにか方向を見失う。だからまず自分の足元をかためてから次へ進むべきだ、という考え方です。
情報源についても具体的です。著者は、共和党のテッド・クルーズ上院議員のポッドキャストを聞いたり、元CIA分析官で今はトランプ政権に近いフレッド・フライツ氏とやり取りをしたりして、内側にいる人の見方を集めているそうです。日本では「トランプをけなさないと、頭のいい人だと思われない」という空気があるとも本書は言います。まわりに合わせるだけでは、事実から遠ざかってしまうというわけです。
次に本書がすすめるのが、歴史の本と小説を読むことです。著者は京都大学で高坂正堯(こうさかまさたか)教授から、「歴史を知らない人に国際政治が分かるか」と何度も言われたそうです。似たような出来事は昔にも起きているという感覚があれば、うまくいかない時も落ち込みすぎず、うまくいった時も調子に乗りすぎずにすむ。これが歴史を学ぶ意味だと本書は説明します。
もう1つ大事なのが、世界の動きを1つの面だけで見ない、という見方です。本書は、国際情勢を、軍事の力、お金の取り引き、そして文化や価値観という3つが混ざり合ったものとして捉えるべきだと言います。日本ではこのうち1つしか見ない人が多く、だからかみ合った議論ができないというわけです。たとえば経済の話ばかりして、軍事の面は見ないふりをする。こうしたかたよりが、判断をあやまらせるのだと本書は指摘しています。
つまり本書が伝えたいのは、情報をうのみにせず、元をたどり、歴史という長い物差しを当て、いくつもの面から見るという、地道な姿勢です。この土台があってはじめて、次の章から始まる減税や政治の中身の話も、うわべの雰囲気に流されずに読めるようになっています。
🎙️YouTube紹介ラジオ🎙️
【ルール】
①本の読み返しOK(カウントは2回まで)
②挫折禁止の為、宣言と公開
#大和市 #大和市議会 #星野翔 #島田洋一 #ワニブックス

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