2026/5/10
今日から、大垣祭りが始まりました。
母と息子と一緒に、掛芸を見に行ってきました。
13輌すべてのやまの掛芸を見ましたが、やはり何度見ても素晴らしいものです。
大垣祭りは、1648年に始まったと伝えられる、長い歴史を持つ祭りです。
私は子どもの頃から、もう50年近くこの祭りを見てきました。にもかかわらず、不思議なことに、いまだに飽きることがありません。
むしろ、年齢を重ねるほどに、そのすごさが分かるようになってきた気がします。
子どもの頃は、ただ「やまがきれいだな」「からくりがすごいな」「お囃子がにぎやかだな」と見ていました。
しかし今は、その裏側にいる多くの人たちの姿を思います。
からくりを操作している人。
お囃子を演奏している人。
踊りを披露する子どもたち。
衣装を整える人、道具を準備する人、やまを守り、曳き、支える人たち。
13輌すべてのやまには、それぞれに歴史があり、誇りがあり、そして何よりも、それを受け継いできた人たちの努力があります。
祭りというものは、当日だけを見れば華やかです。
しかし、その華やかさは、決して一日で生まれるものではありません。
何か月も前から準備をし、練習をし、地域の中で役割を分担しながら、ようやくあの姿になります。
今日、13輌すべての掛芸を見ながら、あらためて感じたのは、伝統とは「残っているもの」ではなく、「残そうとしている人たちがいるから続いているもの」だということです。
長い歴史を持つ祭りであっても、支える人がいなければ続きません。
子どもたちが関わらなければ、次の世代にはつながりません。
地域の人たちが「これは大切なものだ」と思い続けなければ、いつか途切れてしまいます。
だからこそ、大垣祭りを見るたびに、私は感動すると同時に、少し身の引き締まる思いにもなります。
この祭りを、ただ「見るもの」として楽しむだけでなく、どうすれば次の世代に引き継げるのか。
子どもたちが誇りを持って関わり続けられる地域であるために、私たちは何ができるのか。
母と息子と一緒に祭りを見ることができた今日、その思いはより強くなりました。
私が子どもの頃に見た大垣祭りを、今度は息子が見ている。
そして、いつの日か息子たちの世代が、その次の世代に伝えていく。
そう考えると、祭りは単なる年中行事ではなく、まちの記憶そのものなのだと思います。
13輌のやまに関わるすべての皆さんに、心から感謝します。
大垣祭りを支えてくださる皆さんがいるからこそ、私たちは毎年、この誇らしい風景に出会うことができます。
1648年から続く大垣祭り。
これからも、いつまでもこのまちに残していきたい。
そして、次の世代へ、さらにその次の世代へと、大切に伝えていきたい。
今日の掛芸を見ながら、あらためてそう感じました。
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