2026/6/27

松戸市議会議員の石塚ゆうです。
群馬県庁に視察に行ってきました。
群馬県は全国で先進的にeスポーツを推進している自治体で、全国の自治体として初めてとなるeスポーツ専門部署である「eスポーツクリエイティブ推進課」の取り組みについて話を聞かせていただきました。
群馬県は「地方創生の手段」としてeスポーツの可能性に着目し、知事自らが強力に推進している点が特徴的です。
ひと・まち・しごとを創出すべく、様々な分野でeスポーツを活用しています。
その中でも特筆すべきは「クリエイティブ拠点化」。
これはデジタル・クリエイティブ産業を新たな県の基幹産業に育てることを目的とする成長戦略です。
そのために、人材育成、企業誘致・産業創出、魅力発信・活動支援を中心に取り組み、県外への人材流出を防ぎ、新しい産業を育てようとしています。
人材育成では「tsukurun」という全国初の小中高校生向けデジタルクリエイティブ人材育成拠点を設立。
ゲーム制作からイラスト、アニメーション、VR、プログラミング、映像制作まで幅広くデジタルクリエイティブに関する内容を学ぶことができます。
最新のPC、ソフトウェアなど無料で借りることができ、スタッフが創作をサポートしてくれます。
また、これは県の中心である前橋だけでなく、高崎や桐生、吾妻、伊香保など県内各地へサテライト展開をし、地域格差が生じないよう進めています。
県全体でクリエイティブ人材を育成する環境づくりです。
さらに「日本一のデジタルクリエイティブ人材輩出県」を目標に掲げ、アジアで初めて世界的な教育プログラムであるTUMOを導入。
TUMOはアルメニア発祥で世界のクリエイティブ産業でも高く評価されている教育モデルです。
いかに本気かということがわかります。
また、企業誘致にも力をいれており、ゲーム会社、CG制作会社、映像、デザイン、ITに関する分野の企業の誘致を進めています。
企業を誘致するためにも、魅力的な人材を多く輩出することが重要です
上記の「tsukurun」の取り組みはまさに企業誘致の面でも活かされています。
そして、これらはeスポーツとも綿密に関係しているのです。
企業・団体対抗の社会人のeスポーツ大会GUNMA LEAGUE(企業対抗eスポーツリーグ)を設立。
2021年から継続して実施され、県内企業の参加が広がっています。
高校生世代を対象としたU19eスポーツ選手権も開催しています。
若い才能の発掘、デジタル人材育成などを目的としており、全国から参加者が集まってきます。
そして若い世代だけでなく、eスポーツは健康増進、認知機能の維持、フレイル予防、孤立防止、世代間交流など高齢者にとっても有効であるため、シニア向け体験会や講習会、高齢者施設で積極的に普及など行っています。
また、eスポーツは身体能力の差が小さい競技であることから、障かい者大会への支援、体験イベント、普及啓発にも取り組んでいます。
このようにeスポーツを手段として、県の目的である「クリエイティブ拠点化」を推し進めています。
他にも多くの魅力的な取り組みをされていますが、時間の関係で全てお話をいただくことは叶いませんでした。
しかしながら、非常に有意義かつ松戸市にとっても参考になる内容でした。
気が付けて外は暗くなり、閉庁の時間を過ぎてしまいました。
ご対応くださった担当課の皆様、ありがとうございました。
今回の視察を通して、一番の感じたこと。
それは、群馬県の取り組みは、日ごろから石塚ゆうが提唱しているそのものでした。
市と県で規模感の違いはあるにせよ、この群馬県の取り組みをどのように松戸市に活かしていけるのか。
引き続き、調査研究を重ねて市に提案していきたいと思います。

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