2026/5/6

初当選後、私は市議会議員として活動を始めることになりました。
しかし当然ながら、議員の仕事について詳しく知っていたわけではありません。
議会の仕組みも、
議員同士の関係も、
ほとんど分からない状態からのスタートでした。
外から見ていた議会と、実際に中に入って見る議会。
そこには、思っていたのとは違う景色がありました。
議会に入って最初に驚いたのは、議員同士の関係でした。
もっとピリピリしていて、対立ばかりしている世界なのかと思っていました。
しかし実際には、思っていたよりもフレンドリーに話せる間柄だったのです。
会派が違っても普通に会話をする。
雑談もする。
外から見ていたイメージとは、少し違いました。
議会という場は、もっと常に緊張感に包まれているものだと思っていたので、最初は意外に感じたのを覚えています。
もう一つ、強く感じたことがありました。
議員という立場そのものには、新人もベテランもありません。
一票を持つ議員としては、皆同じ立場です。
ですが実際には、当選回数によって「重み」が違う。
そんな空気を感じました。
制度の上では平等でも、現実にはまったく同じではない。
そこに私は、最初の違和感を覚えました。
特にそれを感じたのは、市役所とのやり取りでした。
同じことを言っていたとしても、
初当選の議員と、
何期も当選しているベテラン議員では、
受け取られ方が違う。
そんな空気を感じました。
経験を重ねてきた議員の言葉には、やはり重みがある。
それが現実なのだと思いました。
もちろん、それ自体がおかしいと言いたいわけではありません。
経験があるからこそ伝わること、積み重ねてきた信頼があることも事実です。
ただ、新人として議会に入った私は、
「議員はみな同じ立場のはずなのに、現実には違うんだな」
と感じたのです。
政治の世界は、外から見ているだけでは分からないことがたくさんありました。
実際に中に入ってみて、初めて見えるものがあります。
議会の空気も、議員同士の距離感も、言葉の重みも、外から想像していたものとは少しずつ違っていました。
そして私は、この世界の中で少しずつ学んでいくことになります。
分からないことばかりの中で、戸惑いながらも、一つひとつ覚えていく。
そんな新人議員としての日々が始まりました。
新人議員として活動を始めた私は、議会だけでなく、市民相談にも向き合うことになります。
その中で、忘れられない相談と出会うことになりました。
次回は、初めて強く心を動かされた市民相談の話を書きたいと思います。
草加市議会議員
斉藤雄二
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