2026/7/5
著者は転職経験のあるエコノミストで、自身の経験や想いを交えながら、「働く人が減っている国」で今起きていることを語ります。
キーワードが「FIRE」(Financial Independence, Retire Early)です。著者は、経営者や管理職の世代が、若年層における早期退職願望の高まりを過小評価していると指摘します。
「自己実現」「社会貢献」を夢見て就職したものの、会社勤めの現実は、相次ぐ長時間の会議、旧態依然とした業務フロー、過剰な社内調整、「偉い人」への忖度、各種ハラスメント・・・。「会社・仕事に対する拒否感」がFIREの背景にあると。
また管理職の役割は、今や「報われない多重責任」と化し、負担が増えているにもかかわらず、高水準の賃上げは若年層に重点配分されます。「管理職は負け組」となり、若年層は管理職への昇進よりも外部に目を向けるようになります。今や世代を問わず、FIRE願望が広がっており、中高年層が置かれている厳しい現状も紹介されます。
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