2026/5/8
神戸は、海と山がある街です。山と海の間に街並みが広がります。
神戸は、自然とともにあり続けてきた都市です。
神戸の山はスギ、ヒノキなどの人工林は少なく、大半が広葉樹林で、里山の植生です。日本の里山は、神戸も含め、人の手が入り続けることによって維持されてきました。人々は山に入り、樹木を伐採し、薪や薪として使ってきました。
半世紀以上前から生活様式が大きく変わっていき、里山は放置され、「暗い森」になっていきました。木々は大木化し、光は地面に届かず、倒木が増えて保水力が低下し、生物多様性も損なわれていきました。
神戸市は、これではいけない、このような現状を変えていかなければいけないと考えました。
市民の財産である山と森の再生を図るため、「森の未来都市KOBE」の取り組みを開始しました。
2025年、森林学の第一人者・黒田慶子副市長(神戸大学名誉教授)を本部長とする「森の未来都市KOBE推進本部」が設置され、これまでにない取り組みが始動しました。
単に「森を守る」という発想を転換し、森林資源を「切って、使って、植える」仕組みを構築するという方向性です。
切り出した広葉樹を、家具、クラフトとして有効活用します。KOBE WOOD としてブランド化する取り組みも始まっています。
枝や下草は、薪やバイオマスエネルギーとして活用します。
「備長炭」を生産するプロジェクトも始まりました。
神戸にこれまで事実上存在しなかった林業が根付きつつあります。
都心では、「木陰プロジェクト」など緑を増やす施策も進められています。
企業、大学、NPOなどの参画・協力をいただきながら、「森の未来都市KOBE」を進化させていきます。
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