2026/7/23
県立高校再編について、令和11年度末で閉校(令和10年度に募集停止)となる3校が決まりました。
閉校となる3校の関係者の皆様には、大変寂しい気持ちであろうと思いますし、私自身も、地元に大門高校があり、その思いは同じであります。
しかし、射水市を例にとれば、射水市内の県立高校は3校であり、現在で全てが3学級または4学級です。今後の中学校卒業予定者数の見通しを考えれば、近い将来、全てが3学級以下になる可能性が高く、学校の活力低下は避けられない状況でありました。
こうした中で、小杉高校の立地場所に新たに設置する「未来探究ハイスクール」に一定の規模(6学級)を持たせ、学習内容や部活動の充実を図りつつ、高校教育のあり方をアップデートさせる新たな学びのスタイルを確立していく取り組みは子ども達にとって良い面も多くあります。
今回、令和15年度、令和20年度と段階的な再編案が示されましたが、射水市では、令和15年度には再編はなく2校と確定し、令和20年度においても1~2校と幅が持たせてあります【下図1】。
裏を返せば、少なくとも今後10年以上は、射水市内で新たな閉校はないということでもあり、第一期の新たな学校づくりに落ち着いて対応できる側面もあります。
逆に、今回、1校も閉校されることがなかった新川地区、砺波地区は、中学校卒業者数の減少率はより大きい地域です【下図2】。
少なくとも令和15年頃まで現行の学校数のままの募集を継続していくことになれば、各高校における学級数や定員の設定、学校の志願状況において厳しさを増すことは明らかであり、課題を残したと言えます。学校のさらなる小規模化を前提にした探究型の地域共創ハイスクールへの切り替えを地元市町と連携し早めに行っていく必要があると思います。
今回の高校再編では、従来のように、単に「〇〇高校なくなり、〇〇高校が残る」という短期的な議論にとどまらず、
令和20年度までという中期的な指針とその学校での学びの方向性が示され、また中高一貫校やグローバル教育、大規模校など新たなタイプの学校の設置方針が決まった点で画期的であったと思います。
そして手前味噌ではありますが、議論がこのような形で進んだ背景に自民議員会からの提言が果たした役割は大きかったと思います。
とはいえ、新時代とやまハイスクール構想はまだまだ曖昧な部分も多く、第一期の再編校の形もまだまだこれからです。
引き続き、会派としては勉強を重ね、あらゆる機会を通じ県や県教委に対し提言をしていきたいと思います。
【下図1 今後の地域ごとの学校配置数見通し】

【下図2 今後の中学校卒業予定者数】

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