2026/2/1
1/29から2/1までの3日間、東京17区に足を運んでくださった 大内智久さん、長嶋真由美さん、そして「超党派でまちづくり政策を進める会」の皆さまへ、まずは心からの感謝をお伝えします。

政治は、とかく「対立」と「勝ち負け」で語られがちです。
でも本来、政治は意見を集約し、利害を調整し、社会を前へ進めるための仕組みです。
ここで言う利害とは、決して悪いものではありません。
生活があり、仕事があり、地域がある以上、利害が生まれるのは当然です。
むしろ利害を見ない政治は、現実から目を背けた「空論」になってしまします。
ただし、利害の調整「だけ」に終始すると、社会は進歩しません。
いま目の前にある摩擦をなだめることに徹し、既存の関係を崩さないことだけが目的になれば、私たちは同じ場所をぐるぐる回り続けます。
結果として、時代の潮流から取り残され、いつのまにか「行き遅れた国」になってしまうでしょう。
だからこそ政治家、特に国会議員には、最低限のビジョンが必要です。
このビジョンとは、選挙の時にだけ言う気の利いたリップサービスのことではありません。
「この国をどういう方向へ動かすのか」「何を守り、何を変えるのか」「目先の妥協を重ねた先に、どんな未来を置くのか」。
その問いに、自分の言葉で答えられることです。
一方で、ここで勘違いしてはいけないこともあります。
政治は「完全一致の仲間」を集める場ではありません。
すべての思想が完璧に一致する集団は、しばしば宗教的な同調圧力に近づきます。
異論を許さず、統制が取れていること自体が正しさの証明のようになってしまう。
そんな集団が選挙の趨勢を左右する社会は、私は健全だと思いません。
政治に必要なのは、仲良しこよしの連帯ではなく、緊張感のある協調関係です。
違いがあることを前提に、それでも同じテーブルにつき、折り合えるところは折り合い、譲れないところは譲れないと言う。
迎合しない、しかし敵視もしない。
そのような関係を築くことも、維持をすることもとても面倒です。
しかし、その面倒さを引き受けるのが、大人の政治だと思います。
今回ご一緒した「超党派でまちづくり政策を進める会」の皆さまの姿勢には、まさにその面倒さを引き受ける覚悟が伝わってきました。
党派や立場の違いがあっても、地域の未来という共通の目的のために協力する。
しかも、ただ協力するだけではなく、必要な時にはきちんと異論も言える。
ここにこそ、政治の希望があると感じました。
そして最後に。
「理念に反することはNOと言える」これは政治家に求められる絶対必須の条件です。
人気取りや場当たりの妥協で、自分の信条をすり減らしていく人に、国の舵取りは任せられません。
同時に、その政治家が本当にNOと言えているかを見極め、審判を下すのは、選挙を通じた国民の責務でもあります。
政治家だけが試されているのではない。
私たち一人ひとりもまた、試されているのだと思います。
政治は、子どものように「同じ意見の人だけで固まる」ことではない。
大人として、違いを抱えたまま、未来のために関係をつくっていくこと。
東京17区で、その可能性を改めて確信した3日間でした。
大内さん、長嶋さん、そしてご一緒してくださった皆さまに、重ねて御礼申し上げます。
この出会いを決して一度きりのイベントにせず、精進していきたいと思います。
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