2026/5/8
令和の玲!しもだ玲です。
先日、練馬区議会議長へ、
区民の皆さまから寄せられたご意見や、
私自身が区議会議員として感じている、
議会運営上の課題をまとめた要望書を手交してきました。
議会は、区民にとって最も身近な意思決定機関です。
だからこそ、
「閉鎖的でわかりにくい議会」のままで良いはずがありません。
昨今の各種投票率の悪さは、
議会の改革度が影響していると私は考えています。
今回は、
練馬区議会の“議会改革の遅れ”について、
現状と課題を整理したいと思います。
■23区の中で最も改革が遅い
これは感覚論ではありません。
早稲田大学が実施してきた「議会改革度調査」で練馬区議会は
長年に渡り、東京都23区の中で低位に位置づけられてきました。

早稲田大学マニフェスト研究所
議会改革調査部会 議会改革度調査2023資料より一部引用
評価項目は主に、
・情報共有(資料公開・議会中継)
・住民参加(請願・陳情・傍聴環境)
・機能強化(ICT化・政策形成能力)
などです。
人口75万人を超える大規模自治体でありながら、
練馬区議会は、こうした分野で保守的・硬直的な運営が
続いてきたと評価されています。
一方、墨田区、品川区、杉並区、
近年では足立区などは、情報公開やICT化をはじめ、
住民参加の仕組みづくりを積極的に進めています。
■タブレット導入も“かなり遅い側”
象徴的なのがICT化です。
練馬区議会では、
ようやく2024年8月に議員用タブレット(iPad)が導入されました。
しかし、導入された現在でも、
「結局、紙資料が大量に配られている」
という状況は大きく変わっていません。
https://go2senkyo.com/seijika/31188/posts/1362418
私はこれまでも、
・紙中心の議会運営
・情報共有の非効率
・DX化の遅れ
について繰り返し問題提起してきました。
DXは“導入した”で終わりではありません。
重要なのは、
「何が減ったのか」
「その結果、どう変わったのか」です。
紙が減ったのか。
職員負担が減ったのか。
区民への情報公開が早くなったのか。
そこまで検証しなければ、
“やってる感DX”で終わってしまいます。
■「傍聴しづらい議会」は改革が必要
本会議におけるライブ中継や録画配信は行われています。
しかし、委員会レベルでは、他区と比べて透明性はまだ限定的です。
また、傍聴人には委員会資料が事前公開されないケースも多く、
「何を議論しているのか分かりにくい」という声も寄せられています。
議会は“議員だけのもの”ではありません。
区民と情報を共有しながら議論する場です。
同じ資料を見ながら傍聴できる環境整備は、
最低限必要な改革だと私は考えています。
■「住民参加」がまだ弱い
請願・陳情のオンライン化や
参加しやすい仕組みづくりも、まだ十分とは言えません。
区民からすると、
・議会が遠い
・何をやっているかわからない
・意見を出しづらい
そう感じてしまう構造が残っています。
議会改革とは、
単なる“機械化”ではありません。
区民との距離を縮めることです。
■なぜ改革が進まないのか
正直に言えば、
議会全体として“腰が重い”と感じる場面は少なくありません。
特に4月・5月は、
議会日程自体がほとんどなく、会議も数日程度しかありません。
私は、本来こうした時期こそ、
・集中的な改革議論
・議会運営の見直し
・ICT活用の検討
・住民参加制度の改善
などを進めるべきです。
しかし現実には、
「前例踏襲」を優先し、改革に否定的な議員が半数を超えます。
変化にはエネルギーが必要ですが、社会はどんどん変わっています。
区役所も、学校も、民間企業も、地域活動も変わっている。
年収1,000万円を超え、議会日数は180日程度。
さらに会議の時間を減らした一方で、
議員報酬は、2年連続で上げた練馬区議会だけが
変わらないという姿勢は区民から理解されるのか。
■「やってる感」で終わるのか
議会改革は、議員の自己満足ではありません。
区民にとって、
・わかりやすい
・参加しやすい
・見える
・検証できる
議会に変えていくためのものです。
私はこれからも、
「議会だから仕方ない」ではなく、
「区民目線で本当に必要か」を基準に、議会改革を求め続けていきます。
議会が変われば、区政は変わる。
以下、提出した要望書のコピーを添付します。






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