2026/2/22
前回、今般自民党が大勝した結果を中道改革連合の立場から述べましたが、今回は社会からみた選挙の結果を自分なりに分析したいと考えます。なぜ有権者は圧倒的な支持を自民党にもたらしたのか、それは政党の支持よりは総理個人の支持率が圧倒的に高かったことから見れば、前回述べたように総理が何かを変えてくれるのではという期待感、希望を託したと感じます。
現在、既成政党が「何も変えてくれない」ということから新しい政党に期待を持ったり、個人、新しい人物に希望を感じたりすることは当然の結果とも言えます。それでは有権者の皆さんは、何を望んでいるのか。様々な分析、評論がなされていますが、今、保守回帰があるのではとも感じます。それは日本に於いて新しい保守政党が多く出てきていること、若い世代が保守政党を支持していることからも、社会自体が保守傾向を望んでいるとも感じます。
それでは保守とは何なのか、リベラル(革新)が衰退する中、欧米から取り入れた行き過ぎた個人主義や効率主義が、人々の真の豊かさに通じない閉塞感、停滞感を生んでおり、それを打破するため古き良き日本、歴史と伝統を重視する道徳的な(人との関わり)日本を求めているのではないかと感じます。
思想家の先崎彰容氏によれば、「世界は、民族主義に基づく広域経済圏構想が、百年前のように復活してきている」とし、トランプ大統領のブレーンたちの関税引き上げの真意は「人間として生きる意味は消費にはない。社会で一定の役割を担い、自分の存在が認められること、そして将来不安に悩まされない生き方こそが価値の基軸である。」「今、アメリカで起きていることは近代システム自体に対する強烈な反発と保守回帰であり、グローバル化に対して国境を、個人主義に対して共同体と家族を、世界の警察官に対して自国第一主義という古き良きアメリカに回帰を」望んでいるといいます。
日本だけなく世界が新たな国の在り方を求め不安定な中、私は「戦争の世紀」から「政治の世紀」、「経済の世紀」の変遷を経て、人類は「人道の世紀」を迎えるという先人の言葉通リ、中道改革連合の人間主義が政治においても要請されると考えます。
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