2026/6/20
こんにちは!
台東区議会議員 本目(ほんめ)さよです。
台東区の屋外での喫煙ルールが、大きく変わろうとしています。
6月11日、環境・安全安心特別委員会を傍聴してきました。議題のひとつが「台東区公衆喫煙環境の整備指針の改正」。質疑も含めて聞いていて、これは区民のみなさんにしっかり伝えなければと思いました。
今のルールでは、公衆喫煙所以外の屋外での喫煙が禁止されているのは「朝7時〜9時の2時間だけ」です。
それが、令和10年度以降(予定)、終日禁止になります。
時間帯に関係なく、公衆喫煙所以外の道路・公園・広場などでは喫煙できなくなる、ということです。
背景には、区への苦情や相談の増加があります。令和7年度に環境課に寄せられた屋外喫煙に関する意見は476件。令和6年度の357件からも、1年で100件以上増えています。10年前(平成29年度・134件)と比べると、約3.5倍の水準です。
内容で多いのは「ポイ捨て」と「路地裏などが自然と喫煙スポットになってしまっている」という声で、合わせて全体の約3分の2を占めています。
「○○小学校のグラウンドの近くが喫煙スポットになっている」「公園で喫煙している人がいて、子どもを遊びに連れていけない」という声も届いています。
子育て中の保護者からすれば、公園で安心して遊ばせたい、という気持ちは切実ですよね。
禁止になる一方で、区は公衆喫煙所の整備を区内全域で進める方向です。
ちょっと街中で喫煙できる場所を探す感覚は、ちょうどコンビニのトイレを探すのと似てきます。「どこかにあるはずだけどどこだろう」という感じで。区はウェブマップ(6言語対応)で場所を公開していますが、今後は整備数を増やすことが課題になります。
現在、区内には区・民間合わせて30か所の公衆喫煙所があります。委員会では、喫煙所の数がまだ足りていないこと、エリアによっては偏りがあること(言問通りより北側は2か所しかない、という指摘もありました)が話題になりました。喫煙できる場所が確保されないまま規制だけが先に進むと、私有地や駐車場での喫煙トラブルにつながりかねない、という懸念の声も上がっていました。
質疑では、ルール見直しに賛成しつつも、進め方への注文がいくつも出ていました。
正直、規制と整備のスピード感をどう揃えるかは、簡単ではない課題だと感じました。喫煙する人にとっても、しない人にとっても納得できるルールにするには、これから動き出す喫煙所整備の中身が重要になりそうです。
ただ、個人的には喫煙者の医療費についても言及する人がいてほしかったなとは思っています!
7月上旬からパブリックコメント(区民意見募集)が始まります。10月に新指針の運用が開始されますが、終日禁煙の具体的な開始時期は、喫煙所整備の進み具合を見ながら、改めて委員会で報告される予定です。
パブリックコメントは、区民が行政の方針に直接意見を伝えられる数少ない機会のひとつ。ご意見のある方はぜひ参加してみてください。詳細は台東区の公式ホームページでご確認ください。
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