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【憲法を考える】②9条改正前にも書いたことがありますが、改めて9条改正について。

2026/5/5

【憲法を考える】②9条改正
前にも書いたことがありますが、改めて9条改正について。「9条を改正するのは、危険な戦争への道」と言う人がいますが、私は今の9条の方がよほど危険だと思っています。だって、「軍隊を持たない」と書いてあるのに、日本は自衛隊という世界有数の軍隊を持っているわけですから。

政府は今まで無理やり「あれは軍隊ではない」と言ってきました。そんなわけないでしょう。言葉と事実がこれほどかけ離れたものはありません。そんなことが通用するなら、他国と泥沼の戦争に陥っても、「これは戦争ではない」と言うことだって可能になってしまいます。言葉と事実は一致させなければ、歯止めがきかなくなります。どこまで良くてどこからダメなのかが分かる憲法にしないとまずいと思っています。なので、憲法には「侵略戦争の放棄」は明記した上で、「自衛のための軍隊を持つ」と書くべきです。

9条に書いてあることをおさらいしてみます。
〈1項〉
・戦争、武力行使はしない。
〈2項〉
・軍隊を持たない。
・他国と交戦しない。

1項で戦争放棄を歌っていますが、もう少し詳しく言うと「国権の発動たる戦争」「武力による威嚇」「武力の行使」を「国際紛争解決の手段としては行わない」と書いてあります。例えば経済摩擦のような紛争が起きたときに「言うこと聞かないと軍隊出すぞ」みたいなことはやらないということで、相手から攻められたときに我が身を守る「自衛」は否定していないという解釈で自衛隊を認めるのは、まあいいでしょう。

しかし、2項で「陸海空軍を持たない」と言ってるのに自衛隊があるのは、どう考えてもおかしい。なので2項は削除して、自衛隊を置くことを明記するのがよいということになります。

そもそも9条は「戦争の放棄」という項目であって、「安全保障」という項目は憲法のどこにも書いていません。「他国から攻撃された際に、国民の生命・財産を守る」実力組織としての軍隊を、ちゃんと憲法に位置づけるべきだと思います。

安倍総理のときに「3項として自衛隊を明記する」という自民党案が出されました。当時与党だった公明党が乗れるギリギリの案が「3項追記」だったわけです。今は自民・維新の政権ですので、こんな中途半端な改正ではなく、2項を削除すべきと私は考えます。

ただ、最近の米国を見てると「米国の戦争に巻き込まれる」恐れはあると思います。そこは回避しながら、例えば中国の侵略に的確に対応できる憲法的な基盤を作っておくべきと思います。また、今回のペルシャ湾の機雷掃海などは日本にとって死活問題なのに、9条のために自衛隊が派遣できない。こんなことでいいんでしょうか。

「9条改正は戦争への道」という固定観念は、そろそろ脱却すべきです。

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おの 潤三

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選挙 いわき市議会議員選挙 (2024/09/08) [当選] 2,524.120
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