2026/5/15
こんにちは。加藤慶昭(かとうよしあき)です。

鈴鹿市から新しい防災の取り組みとして、24言語対応の「災害時通訳フリーダイヤル」の導入が発表されました。これは三重県内でも初の試みです。
こうしたニュースを耳にすると、「特定の層への手厚い支援」と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、私はこの政策の本質は「鈴鹿市民全体の安全と、避難所の安心を守るためのインフラ整備」にあると考えています。
なぜこれが「強い鈴鹿」を作るために必要なのか、市民の皆様の視点でその重要性を紐解きます。
大規模災害時、避難所には多くの人が避難します。そこで言葉が通じない状況が発生すると、物資の配給や情報の伝達が滞り、現場がパニックに陥るリスクが高まります。 通訳サービスが機能することで、現場の職員やボランティアが本来の業務(避難者全員への迅速な対応)に集中でき、「言葉の壁による二次的な混乱」から鈴鹿市民を守ることに直結します。
現在、鈴鹿市内の外国籍住民の方は1万人を超え、人口の約5.6%を占めています。 もし避難指示や危険箇所が正しく伝わらず、不適切な行動をとる人が出てしまえば、その救助のために貴重な警察や消防の力が割かれることになります。 正確な情報を全員に共有することは、市民を守るための救助リソースを分散させないための、極めて合理的な「予防策」なのです。
世界的なレースが開催され、多くの観光客が訪れる鈴鹿市。 「もしもの時も安心な街」という評価は、都市の信頼性を高め、巡り巡って地元の経済や活力を支える基盤となります。
【参考URL一覧】
鈴鹿市公式サイト(公式発表・記者会見データ) 【定例 2026年5月14日】「鈴鹿市災害時通訳フリーダイヤル」の導入
鈴鹿市公式サイト(市民向け案内・やさしい日本語ページ) 鈴鹿市災害時通訳フリーダイヤルをはじめました
防災における「誰一人取り残さない」という姿勢は、結果として「地域全体の被害を最小化する」ことと同義です。 一部の誰かへの優遇ではなく、鈴鹿市民一人ひとりが「この街なら安心して暮らせる」と思える、合理的で実効性のある防災対策をこれから実行していくべきだと考えます。

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カトウ ヨシアキ/38歳/男
ホーム>政党・政治家>加藤 よしあき (カトウ ヨシアキ)>【鈴鹿市】24言語対応の「災害時通訳」導入。なぜ今、防災の多言語化が必要なのか?