2026/5/10
選挙の時期になると、
「子育て日本一」
「住みやすさNo.1」
「成長戦略」
といった耳障りの良い言葉が並びます。
しかし、市政を本当に評価するなら、見るべきものはたった二つです。
それは予算と決算です。
予算=市長の意思表示
予算は「これから何にお金を使うか」という政治の意思そのものです。
どれだけ立派な公約を掲げても、予算に計上されていなければ、それは単なるスローガンに過ぎません。
例えば
・子育て支援を強化すると言いながら予算が増えていない
・防災を重視すると言いながら装備更新費が削られている
・地域経済を守ると言いながら産業支援費が横ばい
このような場合、言っていることとやっていることが違うと判断できます。
予算は嘘をつきません。
決算=実行力の成績表
一方、決算は、実際に何をやったかの結果です。
予算を立派に組んでも、執行できなければ意味がありません。
よくあるのが
・予算はつけたが使い切れていない
・事業が遅れて不用額が多い
・補助制度を作ったが利用実績が低い
これはつまり、行政の実行力不足です。
決算を見ることで
・本当に市民サービスが提供されたのか
・お金が適切に使われたのか
・成果が出ているのか
が分かります。
予算と決算をセットで見る理由
予算だけ見れば「やると言っていること」しか分かりません。
決算だけ見れば「やった結果」しか分かりません。
両方を見ることで初めて、言ったことを本当に実行したのかが評価できます。
これは家庭で言えば
・家計の計画(予算)
・実際の支出(決算)
を比較するのと同じです。
計画だけ立派でも赤字なら意味がない。
支出だけ見ても計画と違えば問題がある。
市政も全く同じです。
キャッチコピー政治から数字の政治へ
イメージや雰囲気で政治を評価すると、
どうしても
・目立つイベント
・派手な箱物
・短期的な人気施策
に目が向きがちです。
しかし本当に重要なのは
・継続的に子育て予算が増えているか
・防災・消防の装備更新が計画的に行われているか
・地域経済への投資が将来の税収につながっているか
といった数字の積み重ねです。
市民ができる最も強力なチェック方法
難しい専門知識は必要ありません。
見るべきポイントはシンプルです。
① 重点政策の予算は増えているか
② 前年度と比べてどう変化したか
③ 決算で不用額が多すぎないか
④ 成果指標は改善しているか
これだけで、市政の本気度と実行力が見えてきます。
議会の役割もここにある
議会の最大の仕事は、予算を審議し、決算を認定することです。
つまり、予算と決算をチェックすることこそが議会の存在意義と言っても過言ではありません。
ここが機能していなければ、市政のブレーキは失われます。
まとめ
市政を評価する基準はシンプルです。
予算=何をやろうとしているか
決算=何を実際にやったか
この二つを見れば、キャッチコピーに惑わされることはありません。
感情ではなく数字で判断する。
それが成熟した市民社会です。
そして、数字に基づいて議論することこそが、持続可能なまちづくりにつながります。
福井市議会に挑戦する決意をしました。
大谷たかまさです。
命を守ってきた。
次は暮らしを守る。
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