2026/4/15

2026年4月、住宅業界に激震が走っています。
こんにちは、築地不動産の2代目、天野こころです。
元現場監督の私にとって、このニュースは「いよいよ来たか……」という重い響きを持って届きました。住宅設備大手・TOTOによるユニットバスの受注停止。これは単なる一時的な遅延ではなく、2026年の住宅市場、そして私たちの暮らしの前提が大きく変わるターニングポイントかもしれません。
プロの視点から、この「資材ショック」の本質を読み解きます。
引用元:https://jp.toto.com/products/bath/synla/
2026年4月13日、TOTOがユニットバスの新規受注停止を発表しました。再開時期は未定です。その引き金となったのは、緊迫化する中東情勢。
現場を知る人間として断言しますが、これは氷山の一角です。
ユニットバスが止まった理由は「石油」にあります。つまり、石油化学製品に依存している建材すべてがリスクにさらされているということです。
| ジャンル | 具体的な素材 | 用途 |
|---|---|---|
| 断熱材 | 発泡ウレタン、ポリスチレン | 家の温度を守る要 |
| 防水・接着 | 防水シート、各種接着剤 | 雨漏りを防ぎ、構造を固める |
| 内装・仕上げ | ビニールクロス、床材 | 部屋の見た目と清潔感 |
| 樹脂建材 | 樹脂サッシ、配管 | 窓の断熱や水回り全般 |
これまでの資材高騰とは、明らかにフェーズ(段階)が変わりました。
住宅という「ローカル(地域的)」な商品は、その裏側で、驚くほど「グローバル(世界的)」な供給網に支えられています。中東の風が吹けば、日本の現場の工期が止まる。それが今のリアルです。

これから家を建てる、あるいはリフォームを検討されている方は、以下の事態を「通常運転」として想定しておく必要があります。
「家が完成するまで」のプロジェクト管理は、今や現場監督だけでなく、施主様(お客様)との共同作業です。完璧を求めるよりも、状況に合わせた「プランB(代替案)」を常に持っておくことが、心穏やかに家づくりを進めるコツです。
お風呂が止まる、断熱材が上がる。これらはバラバラの現象ではなく、世界情勢という一本の線で繋がっています。
築地不動産の2代目として、そして一人のママとして。この変化の激しい時代に、どうすれば大切な資産である「住まい」を守り、納得のいく選択ができるのか。これからも現場のリアルな体温を乗せて、情報を発信し続けます。
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>天野 こころ (アマノ ココロ)>中東情勢で住宅が止まる?ユニットバス受注停止に見る、資材高騰の本質