2026/7/6
6月議会の一般質問の内容を報告します。
令和5年・6年の中学生議会で、中学生から「インクルーシブ遊具を導入してほしい」という声が上がり、市は「前向きに検討する」と答弁していました。宇部市では今年、新しい防災公園にインクルーシブ遊具が数多く設置され、注目を集めています。
今回の一般質問で、市の検討状況を確認したところ、スマイルエイジング事業の一環として進めている糸根公園の再整備の中で、健康遊具や大型遊具と併せて設置を検討している、との回答でした。財源確保に向けて調整中とのことです。
私は場所の選び方について提言しました。
糸根公園のすぐ近くには、本市屈指の観光施設「花の海」があります。花の海は年間を通じて多くの家族連れが訪れる、市内でも最も集客力のある施設です。せっかく予算をかけてインクルーシブ遊具を整備するなら、すでに人が集まることが実証されている花の海の方が、子どもたちへの恩恵はもちろん、地域経済への波及効果も大きいのではないかと考えます。
市からは、
という回答がありました。
私からは、過去にLABV(官民連携の枠組み)を活用してAスクエアを整備した事例を挙げ、花の海との連携も十分検討する価値があるのではと重ねて主張しましたが、市の方針は糸根公園整備で変わらずでした。
限られた予算の中で、人がもともと少ない場所に立派な施設を作っても、なかなか人を呼び込むのは難しいものです。今後も「最大の効果を生む整備の在り方」については、機会を見て提起していきたいと思います。
続いて取り上げたのが、竜王山公園オートキャンプ場内にあるアスレチックの有料化問題です。
近年、宇部市の防災公園をはじめ周辺自治体では、子育て世帯の誘致や地域活性化を目的に大型遊具を新設する例が増えており、基本的に無料です。一方、本市の竜王山公園のアスレチックは有料です。
市の説明では、
という経緯があるとのことでした。
ただ、現に100円で一般開放している以上、「キャンプ利用者のためだけの施設」という位置づけには無理があるのではないか、と指摘しました。
市は「有料公園施設としての整備の位置づけは変わらない」との立場でした。
市からは、江汐公園の冒険の森(県から市に移管された遊具)など、市内でも無料の大型遊具があることが説明され、整備手法によって考え方が異なるとの回答でした。
アスレチック利用に関しては、駐車場の少なさ(わずか10台)と、そこからアスレチックまでの歩道未整備も看過できない問題です。
最寄りの臨時駐車場(250m)や中腹駐車場(400m)からアスレチックまでは途中から歩道がなく、遊び疲れた子どもが山道を歩道がない中歩いて上り下りしなければなりません。
市も「危険性は認識している」としつつ、大規模な歩道拡幅は難しいとの考えを示しました。現状は路肩への外側線設置にとどまっており、今後は指定管理者と共に運用面での安全対策を研究していくとの答弁でした。
子育て世帯にとって使いやすく、かつ財政的にも持続可能な公共施設のあり方を、これからも一つひとつ丁寧に検証していきます。ご意見・ご感想があれば、ぜひお寄せください。
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